こんにちは。聖一朗(@sei01row)でっす!
バイク乗りにとって夏の暑さは大敵ですよね~。
だって暑いのに、安全性を考えると半袖は危ないし、気温35度を超えるような暑さで長袖はキツイ・・・。
「それならバイクに乗らなきゃいいじゃん!」と言われそうですが、それでも乗りたいのがバイク乗りです。
今回はそんな真夏のバイクに欠かせないのがメッシュのジャケット&メッシュパンツ。
でもバイクウェアって高いんですよ・・・ホントに。
そこで今年の夏はワークマンさんに頼ることにしました。
なんと上下で各3,900円!上下セットでも7,800円ですよ。
コスパに定評があるワークマンで〈フィールドコア〉のメッシュジャケットとメッシュパンツを購入したので、レビューしていきたいと思います。
ワークマンが気になっていたバイク乗りの皆さん!参考にしていただければ嬉しいです。
目次
CORDURA EUROデュアルジャケット
「CORDURA EUROデュアルジャケット」
この“CORDURA”(コーデュラ)って何かご存知ですか?
ボクは最近まで知りませんでした。
これってブランド名ではなくて、生地(?)の名前なんですよね~。
ナイロンの7倍の強度を持つ耐久性のがあるこのコーデュラは、耐水性にも優れていてバッグの素材なんかに使われることが多いんです。
まさにバイクウェアにはピッタリですよね?
機能面もなかなかいいです
こちらが背中側。
グレーのラインは暗闇で光るリフレクター(反射材)になっている為、夜間の走行でも視認性が高いです。
それに写真でも分かると思いますが、肘の部分はプロテクターとまでは言いませんが、厚めの伸縮性素材になっています。
走行時のバタつき防止機能
もちろんバイクウェアとしての機能はそれだけではありません。
袖には走行時のバタバタを抑える為のタブが付いています。
またウエスト部分にはベルトが付いていますので、しっかりと締める事で着用感も安定します。
バイクで走ってる時の服のバタバタって、最初のうちはあんまり気にならないんですけど、特に高速道路を長距離走るときは、だんだんストレスになってくるんですよね~。
ボクのバイクはCB1100というネイキッドタイプで、フロントカウル(風防)が付いてないので、風をモロに受けて走ることになるワケなんです。
だからこの『バタつき防止機能』は必需品だったりするんです。
ワークマンさんのこの細部のこだわりは、とても嬉しいですね~。
なんと半袖としても着られる!
バイクウェアは、バイクに乗ってるときは長袖でいいんですが、バイクを降りたら長袖じゃあ灼熱のショータイムになってしまいます。
こちらのジャケット、なんと袖が脱着可能!
バイクで疾走しているときは長袖で、お昼ご飯や観光でバイクを降りたときには半袖に。
バイク乗りにとってはこれも嬉しい機能のひとつですね。
CORDURA EUROデュアルパンツ
ボクら世代は“パンツ”というよりズボンと言いたいですよね。
だってパンツは・・・アレですもの笑
ジャケットもそうなんですが、このズボンはメッシュなだけあってとても軽いです。
正確にはメッシュとコーデュラを組み合わせた素材なんですけどね。
もちろんグレーの部分はジャケット同様リフレクターになってます。
ヒザにプロテクター装着が可能
膝部分の上部にはこのようにプロテクターを入れられるポケットが付いています。
(購入時には薄いスポンジのようなのが入ってます)
コーデュラ素材に耐久性があっても、衝撃にはやはりプロテクターが有効。
別で購入しなくてはいけませんが、しっかり備えておきたいですね。
ブーツを履いても大丈夫
ズボンの裾(スソ)の部分は、かなりワイドな造りになっていますので、ごっついブーツを履いても、上からすっぽりかぶせる事が出来ます。
さらにこのようにマジックテープがありますので、自分のちょうどいい所で止めることが出来るのもプラスポイント。
ただこのマジックテープには、カバーのようなものが付いていたんですが、これが何故か右側しかついてなかったんですね。
別にこれはいらないんですけど、なんか片側だけしかついてないってのはちょっと気持ち悪いんですよね・・・ただの不良品なのかな?
画期的だと感じた機能
このメッシュパンツを購入してみて、『スゴイ!』と感じた機能があります。
実はボクはLLサイズを履いてみたら、裾の長さはちょうど良かったんですが、ウエストが合わなくて3Lサイズにしました。(デブなんです・・・)
そうすると当然ウエストは合うんですが、裾は長くなってしまいます。
画期的な機能というのが『裾の長さを調整できる機能』なんですね。
どういう事かというと、このズボンの腰にはこのようなベルトが付いています。
このベルトが膝の裏までつながっていて、これを引っ張ることで裾が上がるという機能なんです!(赤いラインの所にベルトが入っています)
この機能を知った時「これを考えた人って天才なのでは?」と思ってしまいました。
このおかげで裾が長い問題がクリア出来てしまいました。
(決して短足ではありませんよ・・・ちょっとぽっちゃりなだけ)
残念なポイントも紹介
いいところばっかり紹介してもアレなんで、ボクの個人的な視点として『ちょっと残念なポイント』も紹介しときます。
それがコチラ↓
なぜ✖にしたんでしょう?
1980年代のヤンキーファッションの名残でしょうか?ボンタン狩りでしょうか?
機能的にもデザイン的にも理由が分からないこの✖・・・。
きっとこの服のデザイナーはBE BOP HIGHSCHOOLの愛読者ではないでしょうか?
そんなことを感じざるを得ません。
着用感はこんな感じです
はい!来てみました~。コレ、上がLLで下が3Lです。
お腹が出ているのは服のせいではなくて、メタボリックなせいですので気にしないで下さい。
やはりズボンの裾は長めですね。
後ろからです。
ジャケットはほぼピッタリですね。身長は176㎝ですので参考にしてみてください。
ただ踵(かかと)は地面についてしまってます・・・。
そこで・・・!
腰のベルトを引っ張ると、写真ではちょっと分かりづらいと思うんですが、裾が持ち上がりました。
縮む部分がちょうど膝の裏側になるので、服がヨレた感じはあまりしません。
これなら1日着ていても、気持ち悪くはなさそうです。
これを着てツーリングに出かけた感想
6月の良く晴れた日に、これを着て千葉県の大多喜町から勝浦まで200㎞ほどのツーリングに行ってきました。
上の記事を読んでもらうと分かりますが、バイクに乗っているだけではなくて結構歩きました。
歩いたんですが、ズボンの違和感はほとんどありませんでした。
メッシュの肌触りはありましたけど。
走ってる時もやっぱりメッシュは快適!
日陰を走ると少し肌寒さを感じたくらいです。
コストパフォーマンスは申し分なし!
バイク用品店でライディングジャケットやパンツを見ると、安くても1万円以上はします。
上下で購入したら2~3万円ほどでしょう。
でもこれは上下で7800円。着ている感覚も悪くありません。
強いて言うならば、ジャケットにもプロテクターがつけられると良かったですが、少なくても転倒時の擦過傷には強そうです。
今回は夏用のメッシュジャケット&パンツを紹介しましたが、秋から冬にかけてもワークマンで探してみようかと思ってます。
これからバイクウェアの購入を検討している方、ブランドに拘らなければワークマンのライディングウェアで、夏のツーリングを楽しんでみてはいかがでしょうか?