こんにちは。聖一朗(@sei01row)です。
こちらの記事でも書きました通り、現在ボクはYouTubeでモトブログを始める準備をしています。
モトブロガーと言えば、ヘルメットにウェラブルカメラを装着して、実際に走行する動画を撮影して投稿するバイク趣味のユーチューバーの事。
ボクはバイクで一人ブラブラするのが好きなので、ピッタリなのでは?と思った次第です。
しかし・・・
実際にヘルメットにアーム式のアタッチメントでGoPro(ウェラブルカメラ)を装着して走ってみたんですが、走行中にポロっと剥がれ落ちてしまいました。
これでは走行動画が安心して撮影できません。
どうしようかと考えた末、ベルト式のマウントを購入しました。
このベルト式のマウント、正直とてもオススメです!
今回はこのヘルメットの顎マウントについて、なぜアーム式がダメだったのか?そしてベルト式はどこがいいのか?を解説していきたいと思います。
これからモトブログを始めようという人
GoProで迫力ある動画を撮りたいという方
ヘルメットマウントがうまくいかない方
目次
なぜアーム式がダメだったのか?
初めに伝えておきたいんですが、どんな場合でもアーム式がダメだったというワケではありません。
有名モトブロガーさん方の大半はこのアーム式でヘルメットに接続していますし、そもそもダメなものを売り出すなんて、誰もしませんよね?
ただ、アーム式でのマウントには『合う』『合わない』が存在するんですよね。
なぜボクのヘルメットの装着でアーム式がダメだったのかを説明します。
①ヘルメットの形状が合わなかった
アーム式は強力な両面テープを使ってヘルメットに貼り付けます。
ボクのヘルメットはこの両面テープを貼り付ける位置にデザイン上の段差がありました。
写真から分かりますでしょうか?
もちろんこの段差を埋めるために、低い部分は両面テープを2枚にしてしっかり固定されるように貼り付けたんですが、それでも剥がれてしまいました。
最近のヘルメットのデザインでは、この部分に段差があるものが多いように感じます。
マウントに合わせてヘルメットを買い替えるという手段もあるかもしれませんが、その選択肢はありませんでした・・・。
②ヘルメットが『ツヤ消し』デザインだった
バイクのヘルメットの多くは、表面に光沢がありツルツルしているんですが、ボクのヘルメットは『ツヤ消し』タイプなんです。
この『ツヤ消し』ってヤツは、その名の通り表面が目に見えないほどに艶にならないようにザラザラしています。
ホントに触ってもさらさらしてるほど細かくです。
その為両面テープの強度も、ツルツルの物に比べて弱かったんですね。
これも剥がれてしまった原因の一つを考えられます。
③マイクアダプタのケースが重かった
ウェラブルカメラをヘルメットに装着して動画を撮影すると、臨場感のある動画が撮影できる反面、走行中の風切り音が入ってしまいます。
その為外部マイクをヘルメットの中に仕込む必要があり、またそうする事でそのマイクから自分の声を入れる事ができます。
ただこのGoPro HERO7はその外部マイクを接続するために、大きめのマイクアダプタを連結する必要があるんですね。
ヘルメット装着を考えると、これが結構邪魔!
このマイクアダプタ自体をマウントの補強も兼ねてヘルメットに固定してる人もいるんですが、見た感じがあまりスマートではありません。
そんなことを考える人が多いのか、このアダプタを収納できるケースも売ってるんですね(写真はそのケースに収納している状態)
これを使用する事で、かなり見た目が良くなります・・・が、マウントに取り付けたときには通常より重くなるため、両面テープ部分にかかる負荷も増加。
結果、剥がれやすくなってしまうんですね。
まぁそんな理由で、ボクが持っているヘルメットにカメラを装着しようとしたときには、アーム式ではダメだったというワケです。
ベルト式がオススメな理由
ベルト式の良い所は、ほとんどのフルフェイスのヘルメットに装着できるところです。
またベルトを締めあげるようにして固定しますので、アーム式に比べてガッチリと固定されます。
これが中に梱包されていた部品のすべてです。
真ん中が本体で、Y字にベルトが伸びており下側は二股になっています。
アタッチメントは2種類。短いものと長いもの。
ウェアラブルカメラを装着した場合、クリアランスを考えると長いものの方が角度の調整はしやすいです。
そして予備のベルトが2本ついているので、万が一切れてしまっても(切れるようなものでもなさそうですが)交換して使えるので、長く使用できそうです。
取り付け方
ヘルメットの顎の部分に位置をY字の方向で合わせます。
そして下側のストラップを中側から上に持ってきてY字のそれぞれに通します。
そしてそのベルトを折り返して、上の溝に入れ・・・指でつまんでいる部分を引っ張れば、しっかり止まります。
真ん中のカメラ取り付け部分を左右に揺らしてみても、台座と一体化しているのであまりグラグラしません。
アタッチメントは長めの方を使用しています。
実際にヘルメットをかぶって、バイクのハンドルを握ると若干前傾姿勢になるため、カメラは上向き気味になります。
短いアタッチメントでは、カメラの上側がヘルメットに当たってしまいました。
マイクアダプタをケースに収納しての装着でも、フラフラしませんでしたのでこれなら走行中でもカメラが落っこちる危険もないですね。
さらに両面テープと違い、使用しない時は簡単に取り外せるのも良い点のひとつ。
アーム式でもアームは取り外せるんですが、貼り付けた基部はそのままですからね。
でもちょっと・・・ここが気になる
ここまでベルト式のヘルメット顎マウントの良い点を紹介してきましたが、それでもちょっと気になる点はあります。
その気になる点を3つ紹介したいと思います。
ベルトが口の前でヒラヒラする
マウントを取り付けると、ベルトの余った部分はこのようになります。
それほど気にはなりませんが、バイクで走っているとこの部分がヒラヒラと口にあたります。
ボクはそれほどでしたが、長距離を走っているとストレスになるかもしれません。
ストラップを短くカットしようかと考えましたが、それだと取り付け時にプラスチック部分を通すときに通しづらいです。
本当に気になるようなら、裏側をビニールテープなどで貼り付けてしまう方がいいかも。
ブレスガードが潰れてしまう
ブレスガード(鼻の部分の山になってる所)がベルトを締め付ける事で潰れてしまい、
ヘルメットをかぶると鼻が見えるので、ちょっとダサくなります。
SHOEIのヘルメットはこれが付いてないのもありますので、取り外してしまってもいいんですが・・・。
なのでシールドを開けて走るのは、ちょっと気になってしまいました。
シールドに少し隙間が出来る
ベルトを装着すると、シールドがしっかりと閉まらなくなります。
その為少しだけ隙間が出来てしまうため、風切り音が入らないように仕込んだマイクには、外に出ているほどではないですが、風の雑音が入ります。
といっても、これもそれほど気にならない程度ですので、問題ないと感じますが冬場のツーリングでは隙間風が寒いかもしれません。
3つの気になるポイントを挙げましたが、どれも『強いて言うなら』という程度。
それよりも高額なウェラブルカメラが落下して、壊れてしまう心配を考えれば、やはりベルト式が安心できますね。
モトブロガーの準備は万全!
モトブログを始めるのに一番大事なのが、やはり動画の撮影です。
これがうまく撮影出来ないと、その後の編集もうまくいかないでしょう。
その為この顎マウント問題は、ボクにとって大きなことでした。
アーム式が外れたときに、もう一度貼り付けてもきっと剥がれてしまうと思うと、安心しての撮影が出来ませんでした。
その点このベルト式はガッチリと固定出来て、仮にベルトが緩んできたとしても、すぐにまた締める事が出来ます。(緩んだことはまだありませんが)
なのでこれからボクのようにモトブログを始めようと思ってる方には特におすすめしたい。
だってせっかくやるなら、不安なく楽しみたいですもんね!