こんにちは。聖一朗(@sei01row)です。
先日、Amazonで格安アクションカメラ『Crosstour CT8500』を購入しレビュー記事を投稿しましたが・・・
ヘルメットにマウントしてバイクで走ってみると、風切り音が凄すぎるんですね。
これでは動画を見ていても面白くないので、原因を探ってみる事にしました。
そうしたらこのカメラは、外部マイクを差し込んでも内部マイクがそのまま音を拾っているという事に気づいたんです。
その為、ヘルメット脇にマウントしたカメラには風がモロに当たるので、風切り音しか聞こえなかったんですね。
そこで今回、破壊覚悟で内部マイクを取り外す事にしました。
ただこれをやってしまうと保証はきかなくなりますし、もちろん精密機械なので破壊してしまうリスクもあります。
やってみたいという方は、あくまでも自己責任でお願いします。
目次
レンズ側のカバーを外す
まずカバーを外します。カバーはレンズ側になります。こちらはツメではめているだけなので、四つ角の隙間にカッターを差し込んでグリグリと慎重に外します。
このようにツメは全部で6ヵ所。角にカッターを差し込んで、ツメの位置を意識しながらカッターの刃を斜めにして、テコの原理で蓋を押し上げて行きます。
ゆっくり慎重に行っていきます。焦ってしまうと蓋は薄いので、すぐにパキッと割れてしまいます。
蓋には電源スイッチがついているので、割れてしまったらこの時点でゲームオーバーです。
レンズカバーとビスを外す
次にレンズカバーを外します。これも3ヶ所のツメで固定されているだけなので、同じくカッターなどを差し込んで慎重に。
蓋に比べれば簡単に外れます。それでも慌ててやってしまうと、同じくパキッといきますので気を付けて。
レンズカバーが外れたら、ビスを外していきます。
ビスは全部で5ヶ所。中央に貼ってある白いシールの下に1本隠れています。
この白いシールは封印ですので、このシールをはがしてしまうと保証が聞かなくなります。
ここからかなり難易度が上がりますので、自身が無い方はシールをはがす前に引き返しましょう。
それでも挑戦するという方はシールをはがし、ビスを外してください。
この蓋には表側から赤い配線が2本伸びています。これを切ってしまわないように裏返すように蓋を外します。
基盤の取り出し
ここからが一番難しい部分で、基盤を取り出して行きます。
この工程が一番難しく、取り出したはいいけど戻すのも難しいです。
難しすぎて写真を撮り忘れてしまったほどです・・・。肝心な部分なのですが、ここからは文字中心の説明になります。
基盤はしっかり全部取り出すことは出来ません。裏側のモニターと金色の板(?)で繋がっているからです。
その為、手前側に大きくずらすイメージで動かします。
電池ボックス側には上下のスイッチ、反対側にはUSBなどの差込口があります。さらに上にはOKボタンが付いてます。
この差込口は基盤と繋がっています。それに対して上下のスイッチとOKスイッチ側は基盤と繋がっていない為、電池ボックス側から慎重に、最新の注意を払いながら持ち上げて行きます。
なかなか持ち上がらないですが、根気強くチャレンジしてみて下さい。スイッチ側が少し浮いたら、USB差込口側は裏側から引き出すイメージで持ち上げます。
ここで上下スイッチとOKスイッチが基盤に乗っているだけというのが分かると思います。
多分基盤を取り外してみると、スイッチのボタンがカラカラとケースの中に落っこちてしまってるでしょうから。
これを元に戻すのがとても大変です。基盤を外すのも元に戻すのも根気強くやれば大丈夫!
ボクもせっかちな性格ですが、何とか元に戻すことが出来ましたので。
内部マイクの取り外し。
内部マイクはここに付いています。基盤を持ち上げずに外せるかとチャレンジしてみましたが、他の部分を傷つけてしまいそうでしたのでやめました。
基盤を持ち上げる事が出来ていれば、内部マイクはラジオペンチなどで引っこ抜けば大丈夫です。
コチラが内部マイク。すごく小さいですし、何度も言いますが精密機械なので、取り外す時に基盤を傷つけないように細心の注意を払って下さい。
ボクの失敗
内部マイクと間違えて、ボクはスピーカーを切断してしまいました。
電池ボックスの脇に付いている部品ですが、これはマイクではありません。
切断しないようにしてくださいね(ボクはしてしまったけれど)。
間違えて切断してしまいましたが、動画撮影には問題なさそうです。
このスピーカーは何の役割かというと、 主に“ピッ”というスイッチ音を出すためのものでした。
これを切断しても、スイッチ音がしなくなるだけ。返って動画撮影はしやすくなったかも(負け惜しみ)
さらに基盤を戻すときがとても難しくて、戻すには戻せたんですけど上部のOKスイッチがあさっての方を向いてしまいました。
OKスイッチの隣のランプ的な所も光りません。
戻した後に動画を撮影してみましたが問題なく撮影出来てますので、まぁこの辺は目を瞑りたいと思います。
今回紹介しました『Crosstour CT8500』の内部マイクが取り外し方法ですが、コチラはオフィシャルではありません。
それに修理(保証)が利かなくなりますので、故障や破壊のリスクも含めて自己責任でお願い致します。
バイクの走行動画を撮りたいと思って購入された方にはオススメの改造方法ではありますので、勇気がある方はやってみて下さいね!