台湾旅行記

台北の故宮博物院は見どころ満載!その攻略法と絶対見るべき展示物ベスト3【台湾旅行記】

こんにちは。聖一朗(@sei01row)です。

台北にはスゴい博物館があるのをご存知ですか?

その名も『故宮博物院』!

台北の観光スポット『故宮博物院』

博物館が好きな方ならもちろんご存知だとは思いますが、もしこれから台湾旅行(台北旅行)に行こう、または行ってみたいと思っている方!

ここは必ず足を運んだ方が良いスポットです。

今回はそんな故宮博物院に行った来て感じた観覧の攻略法と、絶対に見ておきたい展示物について紹介します。

ざっくり紹介『故宮博物院』

故宮博物院の外観

中国の歴代の皇帝らによって収集され、北京の紫禁城(故宮)に保管されていた歴史的文化財を保存、展示する博物館。

国立故宮博物院(こくりつこきゅうはくぶついん)は、中華民国の台北市にある博物館である。この博物館は、中華民国の国立博物館のうちの1つであり最大のものである。2011年5月現在の収蔵品は約68万点である(清朝が残した文物は全体の90%以上である)

引用;Wikipediaより

・・・と、これだけ聞いてもそのスゴさは感じて頂けると思います。

故宮博物院のスゴさはそれだけではなくて、ルーブル・大英・メトロポリタンと並ぶ『世界4大博物館』に数えられているんです。

世界4大博物館のうち、唯一アジア圏にある博物館。

ちょっと興味が湧いて来ないですか?

なんでそんな博物館が台北市にあるのか?

故宮博物院の始まりは、清朝の最後の皇帝が紫禁城(故宮)を退去した後、歴代の皇帝やその家族が所有していた貴重な美術品などを一般公開したのが始まりです。

この時には中国本土にあったんですね。

その後、第二次世界大戦(満州事変)のゴタゴタで南京に移され、さらに日中戦争時に一旦四川省へ。

その後また南京に戻されましたが、毛沢東と蒋介石の内戦が起こり、形勢不利になった蒋介石率いる国民党が台湾に移転した際、運び出されたとされています。

なぜそんな中国の宝が未だ台湾にあるのか?

何となく政治的な・・・というか国家的な意図を感じますね(汗)

『故宮博物院』観覧の攻略法

攻略法 その1 観覧する時間をしっかり確保すべし!

まずなにより伝えたいのが、敷地がめちゃくちゃ広い!という事。

以前このブログで、日本の『国立歴史民俗博物館』を紹介しましたが、展示エリアとしての広さは同じくらいだと思います。

【千葉県佐倉市】どうしてこんなのが佐倉に?『国立歴史民俗博物館』はハンパなかった!皆さんこんにちは。聖一朗(@sei01row)です。千葉県人です。 千葉を代表する施設というと、浦安にあるネズミさんのテーマパーク...

でも展示エリアだけを観覧するだけではなく、その建物や庭園の散策なども考えると、とてもとても2~3時間いたくらいでは堪能しきれません。

なので観光の計画を自分で建てるなら、最低でも半日(3時間以上)は必要です。

もちろん展示物の解説などは日本語ではない為、日本語の音声ガイダンスを借りて聞きながらになると思います。

それも全部聞こうとしたら、もう1日がかりです。

攻略法 その2 パスポートや免許証を持参すべし!

入場券は自動券売機がありますし、台北観光最強の“北北基おもしろカード”を持っていれば、専用発券機にタッチするだけでチケットが入手できます。

台北MRTのアイキャッチ
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問題はその後!

日本人がこの『故宮博物院』を思う存分堪能するためには、音声ガイド(1台150NT$ ※約550円)の入手は必須です。

この音声ガイドをレンタルする時にパスポートや運転免許証などの身分証明書を預けなくてはいけないんです。

提示(見せるだけ)ではなく預けるんです。

ボクはパスポートをホテルのセーフティボックスにしまって来てしまったので、身分証明書の類は日本の運転免許証しかありませんでした。

仕方ないので「これで大丈夫か?」と聞いた所、それを預ける形でレンタルすることが出来たわけです。

きっともうしないと平気で持ち帰っちゃう人がいるんでしょうね。

日本では考えられませんが・・・。

とにかく、身分証明書は必須ですのでお忘れなく。

攻略法 その3 気になる展示物は写真で撮影!

ここも日本とは大きく違うところなんですが、なんと!写真撮影がOKなんですよ。

(一部不可エリアありなので注意が必要です)

日本の感覚だと、博物館や美術館ってほとんど『撮影NG』じゃないですか。

いや~気前がいいですよね~。

とにかく展示物も多いですので、出てきた時に印象に残ったものは覚えていると思いますが、時が経つと忘れてしまいます。

感動したものや貴重なものは、必ず写真に収めましょう。

ボクも印象に残ったものを後で写真を見返して2度3度楽しんでいます。

何度も行ける場所ではないので、こちらも忘れずに。

攻略法 その4 観覧の順番を考えるべし!

攻略法その1ともカブりますが、展示物が多く、さらに部屋が分かれているんですが初めて行くと「どこを見たのか?」「どこをまだ見てないのか?」が分からなくなります。

まず入場して初めて行く部屋は102室のオリエンテーションギャラリー。

ここで何となく中国の歴史の流れを把握しておきます。

1階から3階まであるんですが、一番混むのは何といっても1階です。

ボクはまず3階から降りてくるようにしたんですが、最後に1階に下りた時には人が多すぎてよく見ることが出来ませんでした。

もしオープンと同時に入場できるなら、先に1階を観覧して3階から2階へ、そして1階に戻ってくるという流れが一番いいです。

人が多いとなかなか見づらいですし、みんな日本のように静かに見ているわけではないので集中できないです。

あらかじめ見る順番を決めておくのは、何よりも大切な攻略法となりますよ。

攻略法 その5 中国式庭園は必見!

一通り展示物を満喫した後は、外に出て中国式庭園の『至善園』で気分をリフレッシュすることをお勧めします。

ちなみにボクは時間が無くて、この庭園を楽しむことは出来なかったんですが・・・。

この庭園は中国の宋の時代を再現していて、中央に広がる池の周りに歴史を感じさせる建造物が並んでいるという、趣き満点の場所なんですよね~。

ここを見学出来なかったのは、本当に悔いが残っています。

これから『故宮博物院』に行かれる方は、ここを楽しむ時間もしっかり確保することをオススメします。

絶対に見たい!展示物ベスト3

何度も足を運べないからこそ絶対に見たい!

観覧の時間があまり取れなかったとしても、故宮博物院に行ったからには見てきたい!

そんな展示品ベスト3です!

毛公鼎

毛公鼎の画像

(画像引用;故宮博物院OPEN DATA)

一見すると・・・教科書などに載ってそうな青銅の器です。

ちなみに読み方は『もうこうてい』と読むらしいです。

写真に収めた!と思っていたら、違う器を撮っていたという悔やみきれない失敗をしてしまうほど、興味のない人にはよく分からない代物です。

でもこれがなんと2,800年以上前に作られているもので、中国の『周』の王様が朝廷の復興に貢献した毛公一族を称えて贈ったものだそうです。

器の内側には、約500文字の銘文が刻まれているんですが、これがなんと世界で最長の銘文なんですね。

まさにここでしか見られないお宝のひとつです。

象牙透彫雲龍文套球

象牙透彫雲龍文套球

実はこれもそんなに貴重なものだとは知らなかったんですが、一目見ただけで、その細工のスゴさに目を奪われました。

ちなみに読み方は『ぞうげとうかうんりゅうもんとうきゅう』です。

これの何がすごいかっていうと、真ん中の球体は24層になっていてそれぞれが全部回せるんだそうです。

なんでもこれは、ある職人が親子3代で100年かかって彫り上げたものなんです。

100年ですよ!たとえ親子3代だとしたって100年も掘り続けられますか?

それを見た人がいたわけではないと思うので、ちょっと誇大表現なのかもしれませんが、その彫刻の細かさを見ると『もしかしたらホントに100年かかってるかも』と思ってしまいます。

途中で欠けちゃったり、手が滑っちゃったりもしたんだろうな・・・。

スゴい作品です。

故宮博物院の2大シンボル「翠玉白菜」と「肉形石」

故宮博物院と言えば、最も有名なのがこの『翠玉白菜』と『肉形石』ですね。

翠玉白菜の画像

こちらの白菜の方が『すいぎょくはくさい』と読みます。

翠玉白菜は、翠玉(翡翠)を、虫がとまったハクサイの形に彫刻した高さ19センチメートルの美術品。

翠玉白菜の大きさは高さ18.7センチメートル×幅9.1センチメートル×厚さ5.07センチメートルで、手のひらよりやや大きいぐらいである。

引用先;Wikipediaより

これ、ものすごく白菜です。

これが18世紀ころに作られたなんて思えないほどです。

白菜なんで上が緑でしたが白いんですけど、これは後から色が付けられたわけではなくて翡翠の色を活かした形で彫られているんです。

翡翠の原石にはヒビが入ってたりしたみたいなんですが、それも彫刻の一部としてうまく活用されているので、ホントに精巧です。

上にコオロギとキリギリスが乗っている(彫られてる)んですが、18世紀の野菜や虫は今と同じ形だったんだと改めて感じてしまいました。

翠玉白菜のコオロギこっちがコオロギです。

翠玉白菜のキリギリスこっちがキリギリス・・・わかりますかね?

そしてもう一つ、肉の角煮の方が『肉形石』。

読み方は『にくがたいし』です・・・そのまんまですね。

ボクが行った時は、どこかほかの場所に展示されていたので、残念ながら見ることが出来ませんでした。

肉型石は見られず

この肉形石は、もとは紫禁城の「養心殿」に陳列されていた。「養心殿」は、雍正帝(1678年―1735年)以降の皇帝の執務室であるとともに寝室である。1924年(民国13年)に清朝最後の皇帝の溥儀が紫禁城を追われた翌1925年、故宮に遺された文物を点検する清室善後委員会のメンバーが、この肉形石を見て、あまりに豚肉にそっくりなため、「豚肉の化石」と目録に記したというほどのエピソードが残る。

引用先;Wikipediaより

このようなエピソードを聞くと見てみたくなっちゃいますね。

それほど本物にそっくりだなんて、それも作られたのが最近ではなく清の時代だって言うんだからまたスゴイ!

もしかしたら一生に一度の台湾旅行だったかもしれないのに、これが見られなかったのはとても残念でした。

中国の歴史を目の当たりに出来る場所

広い故宮博物院

故宮博物院には石器時代から清朝時代までの貴重な品々が多く展示されています。

それが台北で見られるのは不思議な感じがしますが、中国という国のスゴさがとてもよく分かります。

中国の歴史を目の当たりに出来る場所・・・これは間違いないんですが、歴史云々よりも調度品や絵画、歴史的な品の数々は圧倒的な存在感があります。

台北に旅行の際は、是非行ってみて下さい!!