こんばんわ。聖一朗(@sei01row)です。
トレッキングの靴を購入する時は試着と比較が必須です。選ぶポイントも紹介【初心者向け】
トレッキングや山歩きをする際の必需品である『トレッキングシューズ』
先日の御岳山トレッキングの際、奥様のシューズが壊れてしまったため購入する事になりました。
今回はトレッキングシューズを購入するにあたっての注意点と、実際に4種類(4メーカー)を比較しましたので、紹介していきます。
シューズの購入はネットでも出来ますが、トレッキングシューズは山を歩く時に履きますので長距離で悪路もある場所での使用になります。
その為購入時に必ずしなくてはいけないのが『試着』と『比較』です。
現在トレッキングを始めてみようと思っている方、既に始めていてしっかりとしたシューズを購入しようと思っている方に読んでいただけると嬉しいです。
目次
比較と試着は『好日山荘』がおすすめ
トレッキングシューズを比較したり、試着をしてみたりする際はやはりそのお店が様々なブランドを扱っている事が大切です。
その点でおすすめなのが『好日山荘』です。店舗一覧はコチラ
『好日山荘』は本格的な登山用品からボルダリング用品、またボクらのような低山でのトレッキングを楽しみたいという方など、それぞれに合わせた商品を取りそろえたアウトドアの専門店。
当然ショップの店員さんも知識豊富なので、いろいろと質問をしながら選ぶ事が出来ます。
ただ、トレッキングシューズではモンベルとコロンビアというブランドの商品は取り扱いが無かったので注意してください。
(ボクが行ったららぽーとTOKYOーBAY店の場合です)
トレッキングシューズを選ぶ3つのポイント
トレッキングシューズは普通のスニーカーなどとは違い、履いて歩く場所が特殊(山道や悪路など)です。
その為に普段履きの靴以上のフィット感が必要となります。
その為に履き慣れた靴のソールだけを張り替えて、何年も使っているという方も珍しくありません。
今回、そのトレッキングシューズを選ぶ3つポイントを紹介します。
まず1つ目は直立して履いた時、かかとに指1本が入る程度のサイズという点です。
山を登っている時は靴がかかとを支えて、山を下っている時は靴で足首を支えます。
その為多少動くくらいの余裕が必要になります。
靴に足を通したら座った状態でかかとをトントンと詰めてから直立、その姿勢で指をかかとに入れてみて下さい。
そして2つ目につま先の前と小指の外側、それに上の部分が当たっていないか?という事。
やはり長時間歩きますので、どこかが当たっているとその部分が痛くなってきて、歩けなくなってしまいます。
ここはしっかり見極めて下さい。
最後3つ目。トレッキングでは厚手の靴下を履きますので、それを見越したサイズを選ぶ事です。
ウチの奥様の場合は靴下を持参しました。だいたい通常のサイズの0.5cmプラスくらいが丁度良さそうです。
この3つ以外にも、靴の種類やブランドの違いによっても履いた感じが全く違います。
本当に自分に合った靴は履いてみないと分かりませんので、必ず試着をするようにしましょう。
4つのブランドを比較しました
今回はノースフェイス・メレル・コロンビア・キャラバンの4ブランドを試着し、比較しました。
両方履いて傾斜を歩いてみているところです。
奥様も外見は気に入ってましたが、若干つま先の上部が当たると言ってました。
つま先から指の付け根にかけて、少し細めのデザインだったようです。
足の幅が広くないという方は、こちらを試してみるのもいいかもしれません。
続いて履いてみたのが、メレルというブランドの『モアブ2ミッド』という靴。
奥様曰く、これが一番フィット感が良かったとのこと。
ただ外側が引っかけると破けてしまいそうな素材である事と、ハイカット部分(足首)の高さが低めだったので、こちらは選びませんでした。
こちらは低山で整備されたコースを歩くには良いと思います。
ボクのオススメはこちらのキャラバン。ボクも愛用してます。
このブランドの特徴は靴の先が広めに作られている為、とても楽に履けるところです。
ただ、このC4-03は2Eなのでちょっと狭い作りです。
キャラバンはこの靴以外にもC1-02Sという靴も試着しました。こちらは3Eの為、幅が広く0.5cm大きくしなくても履けていました。
4つの中では一番オシャレでしたね。
好日山荘での取り扱いが無かったので、他のお店で試着してます。
とてもカワイイデザインでしたが、奥様曰く小指が当たり全体的に圧迫感があるとの事。
こちらも足の幅が広くない方におすすめです。
4つのブランド5種類の靴を試着した結果、最終的にはキャラバンのC1-02Sが一番ピッタリという事に決定しました。
今回靴の購入に至った理由
トレッキングにはアクシデントがつきものです。(トレッキングに限った事ではないですが・・・)
今回の御岳山トレッキングで、奥様の靴のソールが見事にはがれてしまいました。
この靴は、トレッキングを始める時に知人から譲っていただいた靴でした。
その為、何度かソールの張替が行われていましたし、もともと奥様の足にフィットしていたわけではなかったんです。
なのでこれを機に買い替える事にしました。
ちなみにこのアクシデントをどう乗り越えたか?というと・・・
リュックの中の救急セットに怪我をした時用のテーピングがあった為、それをグルグル巻きにして固定しました。
ちなみにソールは両足はがれました・・・。
下山の途中に同じようにソールがはがれてしまった人がいて、その人はガムテープを持っていたらしくグルグル巻きにしていました。
ボクたちも運よくテーピングがあったから良かったですが、山奥でこうなってしまうと、どうしようもありません。
こんなアクシデントが起こっても対処できる事前準備が必要ですね。
まとめ
今回、奥様は試着した上で靴をキャラバンに決めたわけですが、それは奥様の足に一番合っていたからです。
何度も言いますが、平たんではない山道を長時間歩くトレッキングです。
妥協することなく一番履きやすくてデザイン的にも気に入ったものを選べると、次にその靴を履いてトレッキングに行くことが楽しみになりますよね。
手間はかかりますが『比較』と『試着』を納得まで行う事をおすすめします!!