『やって』みた

皇居の内部に初潜入ww 皇居へのアクセス方法と令和初の一般参賀の様子をお伝えします。

一般参賀に行って来た

こんにちは。聖一朗(@sei01row)です。

皇居って行った事ありますか?皇居の外側からなら見た事があると思いますが、なかなか中を見られる機会って無いですよね?

今回、令和になって初めての一般参賀に行ってきましたので、皇居へのアクセス方法や皇居内部などを一般参賀の様子も含めてお伝えしたいと思います。

目次

皇居へのアクセス方法

丸の内南口まず皇居へは『東京駅』から向かいます。

東京駅に着いたら、まずは“丸の内南口”を目指してください。

東京駅は広いですし、入り組んでいる為初めての人だと自分がどこにいるのかが分からなくなってしまいます。

なのでまず降りたら表示を確認しながら“丸の内南口”を目指しましょう。

丸の内南口のドーム改札口を出るとドーム状のエントランスになっています。

今回は天皇陛下即位の一般参賀でしたので、このような横断幕(?)が貼られていました。

改札口を出たら、正面と左右に出口がありますので、右方向の出口から出て下さい。

その方が分かり易いです。

東京駅外観丸の内口から表に出ると、写真のように東京駅の正面に出ます。

よく見るレンガ作りの東京駅ですね。

初めて見ると、なかなか感動する外観ですね。

ちなみにこのレンガの建物ってホテルになっているので、宿泊が出来るんです。一度泊まってみたいですよね? 東京ステーションホテルHP

令和初の一般参賀はものスゴい混雑でした。

皇居前の様子東京駅を出てから皇居までは、駅から真っすぐに延びている遊歩道を進んでいくだけです。

ものの3分ほど歩くと皇居が見えてきます。

今回は一般参賀でしたので、かなりの人で溢れ返っていました。

後のニュースで知ったのですが、今回はなんと14万人もの人が訪れたそうです。

ボクは東京駅に10時ごろ到着したんですが、もっと早く来ればよかったと後悔しました。

皇居正門皇居の外で約1時間待った後、荷物チェックとボディチェック(しゃもじのようなものを体の上下にかざすだけ)を受けます。

今後一般参賀に行ってみようと思っている方は、大きな荷物は駅のコインロッカーなどに預けて行った方がいいです。

大きな荷物は持ち込めないので預かりになってしまい、後で引き取りに行かなくてはいけないからです。

チェックの後、さらに2時間待ってようやく二重橋が渡れました。ここが正門です。



皇居は江戸城だったと改めて認識しました。

伏見櫓正門をくぐると歩道が右にカーブしています。

そのカーブの先に見えるのが『伏見櫓(ふしみやぐら)』です。

3代将軍家光が江戸城の修築に際し、京都の伏見城から移築したものだと伝えられている建物。

かつてここが江戸城だったと分かる建物です。

この伏見櫓の脇には、かなり太い幹の大樹が多くあったのでそんな木々も江戸城時代からの名残りなのかもしれません。

二重橋そんな伏見櫓を横目で見ながら進んでいくと、さらに橋を渡ります。

その橋から見た二重橋の様子がこちらなんですが、この人の数!!ビックリするぐらいいますよね?

皆、令和天皇の即位を祝ってなのだと思いますが、ボクがこの橋を渡っている時点で既に13時でした。

一般参賀は15時までなので、最後の人たちはきっと宮殿前広場に入る事も出来なかったのではないでしょうか。

そしてやっと天皇陛下のお姿が!

ボクが10時ごろから並んで、宮殿前広場に入れたのが13時頃でしたので3時間かかった事になります。

その間はトイレが無いため、並ぶ前には必ず駅などでトイレを済ませて来ないと大変な事になります。

宮殿前広場に入るとすぐにトイレがありますので、そこまでの辛抱すれば大丈夫なんですが、ボクはトイレに行っていた為に13時の参賀をしっかり見る事が出来ませんでした。

その為に、さらに広場で1時間ほど待つことになります。完全入れ替え制かと思っていましたが、そうではなく満足した人から帰っていくという方式だったので、体力が続く限り広場に残っても大丈夫そうでした。

皇室の方々そして待つこと4時間!とうとう天皇陛下をはじめ皇室の皆様の姿を拝見する事が出来ました。

もちろん肉眼で天皇陛下のお姿を見るのは初めての経験です。

遠くから見てもやっぱり普通の人間と、今まで脈々と続いてきた天皇家の方々では何かが違って見えます。

時代が時代なら“神”と同等の存在とされていた方々です。

こんなに遠くからでも、その気品が感じられました。また頂いた天皇陛下からのお言葉には、集まった民衆へのお気遣いの言葉も含まれていました。

ボクはそれほど天皇家を敬っているわけではありませんでしたが、令和の時代が良い時代になって欲しいという天皇陛下の思いを強く感じる事が出来ました。

そして退場

参賀が終わってからの退場ですが、宮殿の向かって左側から入って右側へ退場します。

宮内庁庁舎皇居を出る前には宮内庁の庁舎を見る事が出来ます。

この庁舎は昭和10年に建てられて、その後も何度か改築されている建物で宮殿を建設している最中は、天皇陛下の仮住まいになっていたそうです。

外観はアンティークで歴史を感じる建物で、多くの人たちがその前で写真撮影をするなど、その様子に魅了されていました。

ちなみにボクも写真撮っちゃいました(笑)

坂下門そして退場は“坂下門”から。

入ってきた門とは違う為、ちゃんと駅まで帰れるかが不安になりますが、そのまま道なりに帰って行けば、入ってきた場所のすぐ脇に出ますので大丈夫!

坂下門から皇居の敷地を出るまでも、お濠の向こう側にいくつかの櫓があるので、それを眺めながら帰る事が出来ました。

入ってみて初めて、皇居の敷地がこれだけ広いんだ!という事を知る事が出来ました。

もしここに江戸城が建っていたとしたら、どれだけ大きかったのかと想像してしまいました。

まとめ

通常一般参賀は年に2回、お正月と天皇誕生日に行われます。なので来年の一般参賀は1月と2月23日に行われます。

ちなみに上皇様の誕生日である12月23日は平日になるそうです。

上皇様はまだご健在の為、誕生日を祝日にしてしまうと、その権威性の為に何か行事を行わなくてはいけなくなるから・・・だそうです。

それはそれとして、今後一般参賀に行かれる方はまず並ぶ前に必ずトイレを済ませて置く事。それと大きい荷物を持って行かない事。この2つは注意してください。

今回初めて天皇陛下のお姿を見る事が出来ましたが、まだ見た事が無い方は一度このような機会に行ってみて下さい。

きっと感じる事があると思いますよ!!