こんばんは。聖一朗（@sei01row）です。
千葉県のツーリングというと、やっぱり房総半島の南側を目指すのが一般的ですが、千葉県の最西端『銚子市（ちょうしし）』もバイクを走らせて観光するには良い所が沢山あります。
今回はそんな銚子市の“定番スポット”を紹介していきます。
これからツーリングの計画を立てている方や、いつもとちょっと変わったコースを走ってみたい！という方は是非ご覧ください！
目次
銚子ツーリングの軸は『銚子ドーバーライン』
銚子の観光スポットの多くは通称『銚子ドーバーライン』と呼ばれる、県道286号線の周辺に点在しています。
この銚子ドーバーラインは、後で紹介する屛風ヶ浦（びょうぶがうら）の上を走る、ほぼ直線約6.5㎞の道路です。
直線で片側に時折見える水平線を楽しみながら走れる、ツーリングライダーたちにも人気のコースです。
今回はこの銚子ドーバーライン南の旭市側から紹介していきます。
『飯岡刑部岬展望館〜光と風〜』
まず最初に紹介したい場所がこちらの『飯岡刑部岬（ぎょうぶみさき）展望館～光と風～』です。
天気がいい日にここの展望台から見る九十九里浜（くじゅうくりはま）の景色は、一見の価値があります。
パッと開けた高台のさらに高い位置から水平線を見下ろすような形になり、
地球が丸いという事が実感出来るパノラマが広がってます。
さらに空気が澄んでいると、富士山まで見る事が出来るというスポットなのでツーリングの際は、必ずルートに組み込みたい場所です。
駐車場にバイクを停めると、このように海と一緒に愛車を撮影する事も可能。
この展望館に外から登るんですが、入場料はかかりませんので思う存分景色を楽しむことが出来ます。
高台なので風が心地良いんですが、季節によっては寒いので防寒には注意を！
そしてこの飯岡市は、映画『打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？』のロケ地となった場所。
展望館の横にこのようなオブジェが立っています。
このオブジェの前にカップルで立ち、手をつないでオブジェの両脇に手を置くと音楽が流れるという仕掛けがあるので、恋人同士で行かれた際には、是非やってみて下さい。
お待たせしました。
それではこの刑部岬からの眺めをご覧ください！
右の奥の方まで続く陸地が九十九里浜です。iPhoneのパノラマ撮影だと、地球が丸く見えませんね･･･。
是非現地で実感してください。
大迫力！『屛風ヶ浦』
銚子といって忘れてはいけないのが『東洋のドーバー』と言われる“屛風ヶ浦（びょうぶがうら）”です。
海の浸食によって出来た全長10㎞にも及ぶ、断崖絶壁。
こちらの写真ではわかりづらいかもしれませんが、ずっと奥まで絶壁が続いています。
しかもこの写真はほぼ中間地点。
こちらがその反対側の写真。
コチラの写真の方が、延々と続いている絶壁がお分かり頂けると思います。
銚子に行ったら一度は見て頂きたい景色ですが、こちらはちょっと行きづらい場所にありますので、見に行くにはやっぱりバイクがおすすめ。
何故かというと、駐車場が無いからです。
屛風ヶ浦の景色を見るには、銚子ドーバーラインにバイク（自動車）を路肩に駐車して歩いて行くしかありません。
最初に紹介した通り、銚子ドーバーラインはツーリングルートとしても人気の道路なので、そこそこ交通量の多めです。
おまけに路肩もあまり広くはないので、通行の妨げになってしまう事も。
その点バイクならこのように路肩に停めればあまり迷惑にもなりにくいです。
銚子ドーバーラインを走っていて、屏風ヶ浦の入り口が分からないという人もいます。
実際ボクも2往復してやっと見つけました。
入り口の目印はこの3つ並んだテトラポットです。
ここから入って行けば、左右に広がる断崖を見る事が出来ますよ！！
一見の価値あり！の『犬岩』
あまり知られていませんが、銚子にはこんな珍しい岩場があります。
その名も『犬岩（いぬいわ）』。
そのまんまや～ん･･･と思うかもしれませんが、自然が作り出したオブジェとしては素晴らしいです。
あまり有名ではないだけに、あまり混んでいないのも良い所。
ツーリングの休憩がてら、ちょっと寄ってみてはいかがでしょうか？
お食事のおすすめ『食事処 見晴』
犬岩からすぐの所にある『食事処 見晴』。
銚子と言えば銚子港近辺のお店が有名ですが、お昼ともなるとどこも長蛇の列です。
並ぶのはちょっと苦手という方におすすめなのが、こちらのお店です。
12時ちょっと過ぎた頃に行きましたが、席は十分空いてました。
空いてましたが、食べ終わった食器の片づけが追いついていない様子で、お客さんを入れる事が出来ずにちょっと待ちました。
写真はそんな列ですので、すぐに解消します。
ボクが頼んだのは、ぶりの刺身定食。1,080円です。
ボリュームも充分でぶりも口に入れるとすぐに分かる新鮮さ。
エビフライもついてこの値段は安いです。
銚子港で食事をしようと思ったら、安くても1,500円以上なのでお財布にも優しい。
ボクが気に入ってしまったのが、ぶりはもちろんの事味噌汁が絶品でした。インスタントではない出汁の深みを感じる美味しさで、とても美味しかったです。
この他のメニューとしては、見晴定食（1,080円）、かつおの刺身定食（980円）、まぐろの刺身定食（980円）など。
現在修理中？長九郎稲荷大明神
ここは是非紹介したいスポットだったんですが、行ってみたら足場が組んでありました･･･。
とても珍しい魚の鳥居がある場所『長九郎（ちょうくろう）稲荷大明神』です。
約350年前に長九郎という漁師さんが建てたというものです。その後何度か建て直されてるようですが、銚子の隠れた珍スポットとして訪れて頂きたいスポットです。
きっとこれから修復されて、きれいになった姿が見られるはず！期待して待ちたいと思います！！
ゴールはやっぱり『犬吠埼灯台』
そして銚子ツーリングのゴールはやっぱり『犬吠埼（いぬぼうさき）灯台』でしょう。
実はここ、日本で一番最初に初日の出が見られるスポットなんですよ。
しかも世界の灯台100選にも選ばれている灯台で、上に登る事が出来ます。
（大人200円）
青い海に白が綺麗に映えるとても美しい灯台です。
この灯台の下には、白いポストがあります。
なんでもこのポスト、ホワイトデーに設置された事から「このポストがら手紙を出すと願いが叶う」恋愛成就のポストとしても有名なんですね。
しかもこのポストからの郵便物には風景の消印が押されるそうです。
銚子ツーリングには手紙持参は必須ですね(笑)
まとめ
銚子ツーリング！行ってみたくなりましたか？
今回紹介したスポットは全て近い所に位置している為、日帰りのプチツーリングとしてもオススメです。
また行った先々で写真を撮ったり、ゆっくりめに休憩しながらのんびりマスツーリングにも最適です。
千葉の海がある景色を存分に味わえる銚子に、是非行ってみて下さい！！
他にもある！房総オススメツーリングルート
房総半島にツーリングに出掛けるなら、まだまだコースはあります！
内房方面（東京湾沿い）で楽しむルートはコチラ
外房方面（太平洋側）で楽しむルートはコチラ
房総半島でワインディングを楽しむならコチラ
これからも、もっと紹介していきます！！お楽しみに～～♪
