その他の仕事について

清掃の仕事を徹底解説!メリット&デメリットや働く人の声をまとめました。

清掃の仕事について

こんにちは。聖一朗(@sei01row)です。

よく大型スーパーや駅などで、お掃除の仕事をしている方をよく見かけますよね?

求人広告の営業という仕事柄、様々なお仕事の募集を頂く中で、正直お掃除の仕事ってキツイな・・・と思ってます。

まぁ体を動かす仕事ですから、楽な仕事ではありませんよね?キツイ分やりがいも多いのがこの清掃という仕事。

一括りに清掃と言っても、オフィスや商業施設、ホテルなど掃除をする場所によって内容も異なってきます。

今回はその清掃の仕事の種類から、メリット・デメリット、そして働くスタッフに取材した中での声なんかもまとめてみました。

これから清掃の仕事をしてみようと思ってる方、また新しい仕事を考えてる方の後押しになれば幸いです。

目次

パートで働く清掃の種類と特徴

清掃と言っても場所や種類によっても様々です。今回は6種類に分けて紹介します。

①客室内清掃

特徴;慣れるまではかなり大変なお仕事です。1人で1フロアを担当する事もあり、さらにインスペクターというチェックする人がいるので、手を抜けません。

スピードとクオリティが求められる仕事ですが、その分家庭でのお掃除にも役に立ちます。

それに、こなした部屋数によって歩合がついたり、清掃のクオリティがホテルの売り上げにも直結するというやりがいもある仕事です。

②病院内の清掃

特徴;衛生管理がとても大切で、マスク・手袋・ゴーグルは必須自分が感染症などにならないように最善の注意が必要です。

医療廃棄物は別業者が扱うので危ない事はないですし、危険性が無いようにきっちりとしたマニュアルも存在します。

はっきり言ってハードです。でも医療活動に対しての貢献度が高いため、やりがいは高いです。

③駅構内の清掃

特徴;駅なので利用者が多く、酔っ払いの吐瀉物など汚れている箇所も多い為、慣れるまで色々大変です。

特にトイレは・・・ね。でもトイレ清掃は特別手当が付く場合が多いです。

その分終電後の夜勤バイトだと、実労働時間が非常に少なく楽な場合もあります。

お客さんから声をかけられて乗り場案内をする場合もあり、コミュニケーションスキルも多少必要ですが、その分感謝の言葉もかけられやすいお仕事です。

④商業施設内の清掃

特徴;とにかく作業スペースが広くて、トイレも多いので複数人数のチーム制で行う事が多いです。

室内作業中心で天気の良し悪しに関係ないですが、利用客多くてけっこう気を遣いながら作業しなければならないです。

店員さんと間違われる為、売場案内をする場合もあるので多少コミュニケーションスキルも必要なお仕事です。

⑤マンションの清掃

特徴;規模によりますけど1人で1棟を担当する事が多いです。一見すると大変そうには感じますけど、基本的に自分のペースでできるので、割と人気が高めのお仕事です。

主に共用部の清掃ですし、基本的にトイレ清掃はありません。でもゴミ収集場の清掃があったり階段の昇り降りなど体力を使う面もありますが、逆にダイエット効果もあるという声も。

マンションなので住人とのコミュニケーションや苦情にも対応する為、人と接するのが苦手な人は厳しいです。

⑥オフィスの清掃

特徴;オフィスの中なので、従業員の方々がある程度整えてくれる場合が多く、そんなに汚れていないので比較的楽な仕事です。

天気にも左右されずに働けるんですが、作業がオフィスの就業時間前の場合になると、短時間で効率的な作業が必要なお仕事です。

それぞれにやりがいや大変な部分もありますが、掃除をするという面では『終わった後の気持ちよさ』が味わえるのは、このお仕事ならではですね。



清掃のメリット&デメリット

メリット

まず、普通に家庭でのお掃除に対しての知識や技術が身に付きます。

でも始めるには経験やスキルは必要なく、勤務地や種類によって勤務時間も違うので、本業を持っていながらの副業や定年退職後に、この仕事を選ぶ人も多いです。

他の仕事に比べて、人と接する機会が少ないので人間関係を気にする事が少ない為、対人ストレスを感じる事無く出来ます。

自宅警備員の社会復帰としても良いと言われてます。

デメリット

体力が必要な為、慣れる前に退職してしまう人が多かったり、中高年世代が多いので、健康上の理由で休まれてしまって元気な人に負担が及ぶことが多いです。

またお仕事の性質上なのか、結構下に見られる事が多くて給料も安い・・・。その上、風評被害のように汚いとか臭いにおいが体に付くなどの悪いイメージがつきますね。

このような作業系の仕事なら、調理や工場の作業でもにおいはつきますので、特別この仕事に限った事では無いんですけどね。

実際に聞いた働く人の声

主婦Aさん

「人付き合いはキライじゃないけど、前の職場では女同士のドロドロがあったので、そんなのを気にしない職場で働きたかったのよ。仕事は楽じゃなくて、腰を使うのが大変だけど変な人間関係とかが気にならない分、働きやすいわね」

フリーターのBくん

「工場でライン作業をやってたけど、1日中単純作業はムリゲー。掃除ならやる事は決まってても現場が違うし、慣れれば手を抜けるところも分かって来る。そのうちに資格を取らせてもらって、現場責任者をやらせてもらえればもっと楽になるから、今はそれを目指してやってる」

定年退職者のCさん

「定年したけどまだまだ働けるうちは何かしたいと思って始めました。警備のように危険が伴うようなのはちょっと嫌でしたし、体力維持の為には掃除は持って来いですからね」

様々な会社でスタッフ取材をしながら話を聞いて来ましたけど、清掃する場所や時間帯によって年齢層はいろいろ。

清掃って結構中高年の仕事という印象が強かったんですけど、深夜帯の清掃などは若い人が多かったです。

まとめ

アルバイトやパートで清掃の仕事を選ぶポイントとしては、まずどんな場所での清掃なのか?という所が重要です。

また場所によっては、土日祝の勤務があったり早朝(開店・営業時間前)や深夜(閉店・営業時間後)の仕事もあるので、生活のスタイルに合わせて探すことも大切ですね。

その分、きれいにした後の達成感や充実感を得られるのもこの仕事の特徴で、しかもきれいにするというスキルは生活の中でも活かせますので、続けて損をするという仕事ではないです。

特に人付き合いに抵抗がある人には、自分のペースで出来るのでお勧めです。

これから清掃の仕事をしてみようと思ってる方、また新しい仕事を考えてる方の参考に慣れれば幸いです。