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B’z Pleasure○○~人生の快楽~ B’zファンとして5年後の“あいつ”を大予想します!

B'zベストアルバム

こんにちは。B’z大好き聖一朗(@sei01row)です。

待ちに待ったB’z LIVE-GYM pleasure2018-HINOTORI-のblue-rayが発売になりました!

このPleasureというLIVEには、最初から演奏し続けられている“Pleasure○○~人生の快楽~”という曲があります。

〇○の部分にはその年の数字が入るんですが、この曲が最初に発表されたのが1991年にリリースされた『LADY NAVIGARTION』のカップリングとしてでした。

なので曲名は“Pleasure’91~人生の快楽~”だったんですね。

この曲には主人公(語り手)ともう一人“あいつ”と呼ばれる人物が登場します。この曲はB’zの二人のように主人公と“あいつ”の長年に渡るストーリーが描かれているんですね。

今回はこのPlaesureの歌詞考察と、さらに5年後のあいつを大予想してみたいと思います。

B’zをよく知らないという方は、この記事をきっかけにB’zに興味が湧いたり、聞き始めてくれたらとても嬉しいデス!

目次

Pleasure’91~人生の快楽~

まずストーリーとなった元の曲の歌詞からお伝えします。

【1番の歌詞】
一晩中ギターと女の話(女の裸)で盛り上がってたあいつも
そつなく大手に就職決まり ためらいがちの出世街道
重いマーシャル運んでた腰の 痛みまだ覚えてるの
いつのまにかこの街に 丸め込まれたのは僕?
居心地いいと笑ってる そんな余裕はいらないのかな…

※最初は聴き間違いかと思ってたんですが95と98と2000では、女の話の部分が女の裸と演奏されていました。

Pleasureの1番の歌詞は、ほとんど変わらずに今回の2018まで演奏されています。

この後の2番の歌詞が、年によって変わるんですね。91の歌詞は次の通りです。

【2番の歌詞】
あいつもとうとう親父になった土曜日の夜
電話越しにおめでとう言いながら
時間の流れに何故か唇噛んだ
イエス!自分は間違ってない(自分はこれしかない)(自分はどうなんだろう)
この先の浮き沈みも歌えば楽し

※2013では自分は間違ってないを自分はこれしかないと演奏し、2018では自分はどうなんだろうと演奏していました。

『イエス!』から『歌えば楽し』までの歌詞もほとんど変わりません。

この歌詞から、主人公(語り手)と“あいつ”とは学生時代からの友達だった事がわかります。

その後“あいつ”は大手企業に就職が決まり、順風満帆とも思える人生をスタートしたわけです。

しかし主人公はそうではなかったようです。マーシャルを担いでいたという歌詞からあいつと一緒にバンドを組んでいたようですね。マーシャルというのは、エレキギターを接続するアンプ(スピーカー)のメーカー名ですので。

主人公としては、大手企業に就職したあいつに対して、まだバンドを続けている不安定な生活をしているようです。

そして2番の歌詞へ。

あいつには子供が出来ます。友達に子供が出来たワケですから当然「おめでとう」という言葉をかけるでしょう。

でも大手企業入社~結婚(予想)~父親になった、普通の生活をしているあいつと主人公は違う生き方をしてるようですね。

あいつの現在の(91年時点での)姿から自分を顧みて、歩んできた道に間違いが無かったと言い聞かせているようです。

・・・というのがPleasure’91~人生の快楽~でした。



Pleasure’95~人生の快楽~

1995年に行われたLIVE-GYM Pleasure’95 BUZZ!で演奏されたのがPleasure’95~人生の快楽~でした。

2番の歌詞がこのように変わります。

あいつもとうとう親父になって5年が過ぎて
電話越しに「調子はどう?」って聞きながら
時間の流れに何故か溜息ついた
イエス!~~

5年後の近況報告でしょうか?“あいつ”の人生も順調です。お子さんは5歳になったんでしょう。可愛い盛りですね~。

主人公は、ここで何故か溜息をつきます。なにか悩んでいたのでしょうか?

91でも95でも、主人公とあいつは直接会ってはいません。電話でのやりとりです。

大手企業で働くあいつが忙しかったのか、主人公の予定が合わないのかは分かりませんが、会う時間がなかったのでしょう。

学生時代から何年が経過したのかは、定かではありませんが恐らく20代後半か・・・30代くらいですから働き盛りですし、主人公はまだバンドをやっていて、成功してるのかしてないのか、あいつとは会いづらかったのかもしれませんね・・・。

Pleasure’98~人生の快楽~

1998年リリースのベストアルバム『B’z The Best “Treasure”に収録されました。こちらのアルバムはファンの選曲での14曲を収録したベスト盤でしたので、この曲の人気も伺えます。

あいつもとうとうひとりになった月曜日の夜
よってたかってしょうがねえやつだなんてからかいながら
だれもが我が身 ふりかえる
イエス!~~

ここで”あいつ”は一人になっています。奥様と子供はどうしてしまったのでしょうか?

キーワードとしては『よってたかってしょうがねえやつだなんてからかいながら』という歌詞ですね。

前回までは電話での近況報告だったのが、今回は複数の仲間も交えて主人公と”あいつ”は会っています。

しょうがねえやつだなんてからかいながら・・・しょうがねえ事をやったんでしょう。それに男同士でからかわれるような事を。

一瞬不倫か?とよぎりますが、恐らく浮気の類ではないですね。

あいつのしでかしたしょうがねえ事は、91と95の歌詞から推測するに家庭を顧みずに仕事に没頭してしまった結果です。

大手企業に就職し、過去に同じバンドを組んでいた親友にも会うヒマもない(電話で近況を報告し合う程度に)

これでは家庭でも子育てや家事は、奥様に任せっきりだったに違いありません。

その結果、あいつは一人になってしまったのでしょう。

Pleasure2000~人生の快楽~

B’z LIVE-GYM Pleasure 2000 “juice”で披露されたのがこの歌詞です。

あいつもとうとう全部放り出して旅に出てって
電話越しに「オレは自由をやっと手に入れたんだ」と ことさら強くわめいている
イエス!~~

あいつは全部放り出してしまいました。この”全部”は『大手企業での仕事』だと推測します。

主人公との会話は、すでに旅立った後のようで、再び電話になっています。

「オレは自由をやっと手に入れたんだ」とわめいている・・・ちょっと様子がおかしいですよね?

きっと仕事が忙しすぎたんでしょう。仕事のせいで奥様と子供を失ってしまったあいつ。もはや働く意味さえも見失ってしまってもおかしくありませんよね?

そんな日常の中”あいつ”は心の病になってしまったようですね。



Pleasure2003~人生の快楽~

2003年、15周年目の『B’z LIVE-GYM The Final Pleasure “IT’S SHOWTIME!!” in 渚園』で披露されました。

いつしか内緒で長い旅から戻ってきてた あいつも
遠くに逃げるだけじゃ何も簡単に変わらないんだと気づいてる
イエス!~~

2000年から3年間、あいつは旅行にでも行っていたかのような歌詞ですよね?

とうとう自由を手に入れたと思って仲間に内緒で旅に出たあいつ。結局何も得られるものはなかったんでしょう。

でもあいつは大切な事を持ち帰っています。

それは目の前の問題から逃げているだけでは、ただ先送りにしているだけだという事。

あいつはきっと、逃げずに簡単に変わらない何かに立ち向かう為に主人公のもとに戻ってきたのでしょう。

PLeasure2008~人生の快楽~

2008年リリースのベスト盤『B’z The Best”ULTRA Pleasure”』に収録された時の歌詞がコチラ

自分以外のことになんて興味をもてなかった あいつも
生まれてはじめて守りたいものが見つかったんだと 僕を見た
イエス!~~

仕事に追われる毎日に疲れ、ひとりになってしまったあいつ。退職して自由になったと思った旅も問題解決にはならなかった。

そして本当に守らなければいけない事は、自分以外にあったという事をやっと知ったんですね。

あいつが見つけた”守りたいもの”って何だったんでしょうか?

また『僕を見た』という事は、主人公をあいつは会って話をしていたんでしょうね。



Pleasure2013~人生の快楽~

デビュー25周年での『B’z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-』で披露されました。

音沙汰もないまま二つ三つ夏が過ぎてって あいつも
どこかで元気にやっているはずだろ そのうちまた会えるといいね
イエス!~~

守りたいものが見つかったあいつ。それ以降は2~3年自分の為ではなく、あいつが守りたかったものの為にきっとガムシャラだったのでしょう。

主人公は敢えて連絡をしようとはせず、元気にやってるはずだとあいつを信じて見守る事にしたようです。

きっとまた会える日が来ると信じて。

Pleasure2018~人生の快楽~

忘れた頃にかけてきた電話で 悟ったようにあいつは
誰かのために生きる喜びを いまさらながら知ったと言った
イエス、自分はどうなんだろう
この先の浮き沈みも歌えば楽し

このブログの中で、再三紹介してきた『B’z LIVE-GYM PLeasure2018-HINOTORI-』で演奏された歌詞です。

しばらくぶりにあいつから連絡が来ます。

自分以外の事に興味がなかったあいつが、守りたいものを見つけて誰かの為に生きる喜びを知ったと

生きる喜びを認識するほどの誰かとは?

出て行ってしまった奥様と子どもととらえる事ももちろん出来ます。

でも電話口で悟ったように話していたことを考えると、新たにパートナーが出来たと考える方が自然な感じがします。

新しいパートナーとあいつは普通の幸せをつかむ事が出来たのでしょうか?

Pleasure2023を大予想!!

長かったあいつと主人公を繋ぐストーリー。2018年で誰かの為に生きる喜びを知ったその5年後です。

このまま”あいつ”が平凡な毎日を送っていたなら、2023年での披露はないでしょう。

でもこのストーリーが完結したなどとbrotherは思っていないでしょう(B’zのファンの事をbrotherまたなBro.と言ってます)

そこでボクなりに予想してみました。

その1 出て行った最初の奥様と子どもが戻ってくる

あいつがおやじになったのが1991年だと仮定して、2023年には27歳に成長している事になります。

物心つく前に離れ離れになった子どもが、父親の存在を知って会いに来るというストーリー。

これが正解に近いとすればあいつはどんな顔で、その息子に会ったのでしょう。

その2 あいつと会って昔を振り返る

主人公とあいつが最後に会ったのが、2023年からだと15年前になります。

あいつはすべての問題が解決して、主人公はバンドで成功(おそらくこの主人公のモデルは稲葉さんなのではと思っています)

そんな波乱万丈な人生を歩んで来た二人が、今までの近況報告と思い出話をするという歌詞。

これなんじゃないか?とボクは思ってます。・・・思ってますが、これだとPleasureは2023年で終わってしまうような気がします。

そう考えると違うような・・・

その3 あいつが再び行方不明(旅に出てしまう)

Pleasureが続いて行くためには、常にあいつの人生に節目がやって来るでしょう。その節目を期に自分探しの旅に出てしまう。

そうだとすると、主人公はあいつの自分勝手さにほとほと嫌気がさすでしょうね。

ひょっとしたらこのストーリーも有効かもしれません。

まとめ

brotherの間ではB’zが存続する限りPleasureを続けてほしいと思ってます。

B’zの二人に終わりがないように、Pleasureに登場する二人にも終わりはないのかもしれません。

稲葉さんは5年後、どんなストーリーを描き出すのでしょうか?

brotherとしては、今から楽しみでしょうがないです。