聖一朗コラム

これから子育てのパパさんへ 息子の好きを伸ばしてたら、国立大学に入学した話

こんばんは。聖一朗(@sei01row)です。父親歴もうすぐ20年になります。

一人息子は今年大学2年生。某国立大学の工学部建築学科で好きな勉強に励んでます。

こんなこと聞くと、きっと教育パパを連想されるかもしれませんね。あ!教育ママの奥様がいると思うのかな?

でも私たち夫婦って勉強に関してはあんまりガミガミ言ったことないんです。ホントに。

『うそ~』と思いますよね?もともと私もウチの奥様も勉強は大の苦手で、子供が生まれてから「無理して勉強なんてさせることないよね」なんて話し合ってたんです。

でもそれって今考えると、まだ物心つくかつかないかの時にやってた事が、基盤になってたんじゃないかと思いまして・・・。

これから子育てを始められるパパさんの参考になればと思って、今回書いてみたいと思います。

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目次

子供への怒り方で注意していた事

怒る事に年齢は関係ない

1~2歳の頃に遡ります。この頃から子供のやる事に対して怒り始める時期なんじゃないかと思います。

多分言葉もそれほど分かってないですけど、ダメな事はダメって教えていきますよね?

その時「まだ小さいから言ったって分からないから」と「ダメよ~」程度で怒った気になってる人って多いと思います。

でも私たちは、この頃から悪いことをしたと思ったときは、しっかり怒ってました。

子供ってこの時期いろんな事を覚える時期じゃないですか?だから「怒られるとコワい」って事をしっかり覚えさせるんです。

なんで怒られたのかが分からなくてもいいんです。「お父さん(お母さん)は怒るとコワい」って事を覚えれば。

未だに息子は「おい!(怒)」と言うだけでいう事を聞きます。

こんな事を書いていると、虐待と勘違いされますよね?もちろん叩く事もしてました。但し、頭は叩かない。叩くときはお尻か腕や足です。それも最初の頃だけ。そのうち言葉だけで理解できるようになりますから。

怒った時も長く引きずったら絶対ダメ!怒るのはその場だけ。ただ、しっかり目を見て理解したか分かるまではやめませんでしたけど。理解したら、“今怒ってたのに・・・”って思われるほどケロっとして一緒に遊んでました。

遊ぶ時は全力!

私と息子が遊んでるのを傍から見ると、なにやってんだろ?と思われるほど全力で遊びましたね。それからバカな事も教えて盛り上がってました。下ネタ交じりの替え歌とか教えて。子供って好きじゃないですか?奥様にはその後怒られましたけど・・・。

親って子供が虐められると、傍にいてあげるくらいしかできないじゃないですか?だから子供が虐められるのだけが怖かったんです。まさかいじめっ子の家にカチコミするわけにもいかないですし。

だから虐められない子ってどんな子だろうと真剣に考えました。私が出した答えは2つ。『面白いヤツ』『ウソを絶対につかないヤツ』でした。だからまず学校の人気者になれるようにバカを教えてましたね。

ウソに関しては怒らないで悲しんでました。

ウソをつくと怒られるっていう風に育てたくなかったんですよね。だってウソついても怒られれば済んじゃうじゃないですか。

ウソは人を悲しませるものだと教えたかったんです。それとウソをついていい時・悪い時も一緒に教えました。

友達を助ける為の時。もちろん見極め方も伝えましたよ。おかげで今もウソをつかない子です。だから夜遅く帰ってきても、外泊しても息子を信じる事が出来てます。これって大きいですよね?



夫婦の話し合いも大事

話し合いっていうと仰々しいですけど、会話の中で「俺はこうしたい」「私はこうしたい」ってことをよく言い合ってましたね。

ウチの奥様のスゴい所は、どんなに深刻な夫婦喧嘩をした時でも私の悪口は子供に言わないし、喧嘩している事も子供には悟らせませんでした。父親を好きになるかどうかって奥様次第なんですよね。

これは男の子だからとかは関係ないと思います。お母さんが『お父さんってすごいね~』ってスゴくないのに言ってくれると、子供はお父さんを好きになるし、尊敬できるんだと思います。ウチがそうだから。

それと万が一私が息子に間違った事を言ってしまっても、子供の前で否定はしなかったです。後で子供のいない時にはボコボコでしたけど(笑)私自身、少なからず息子が父親を一目置いてると実感できてます。

“父”であり“兄”でありたいと思ってた

訳あって、息子には兄弟(妹)を作ってあげることが出来なかったので、時には厳しい父であり、時には優しい兄のような存在になりたいと思ってました。だからお母さんに怒られて落ち込んでいる時に慰めたり、言い分を最後まで根気よく聞くように心掛けました。

おかげで今、もう大学生ですけどお母さんにはちょっと言いづらい彼女との事とかを相談してきます。嬉しいですよね。

つまらない事でウソを絶対につかないと信じられるから、それに対しても応えてあげるようにしてます。

「彼女と二人で旅行したいんだけど・・・」とかね(笑)

本題→好きを伸ばす方法

前述の通り、私も奥様も大学出てません。勉強もキライでした。でも、息子は嫌いにならなかったんですよね。

夫婦間では、勉強なんか出来なくても好きなことを見つけてほしいという共通認識がありました。だから、息子が私たちに話す事全て(本当に全てです)において、最初から最後までじっくり話を聞きました。「へぇ~」とか「すごいんだね~」と相槌を入れながら。

「今日学校でこんな事を習って来たんだよ」と話せば、「先生っていろんな事知っててすごいね~」とか「ここはどうなの?」などと時々質問も交えながらです。私は特に普段は仕事で家にいませんから、いる時は奥様に習って話をじっくりと聞きました。

それがスポーツでもお絵かきでも何でもそのように聞きました。好きになってくれればなんでも良かったからです。

その中で息子が好きになったのが“勉強”で特に“算数”だったんです。

結果的に息子のアウトプット力が向上していた

今振り返ってみると、その時は全く意識してなかったんですが習って来た事やその日に学校で起こった事、友達との会話など毎日話を聞いていました(主に奥様が)。

だから・・・ここは推測ですが、息子は「帰ったらこう話そう」「この順番で聞いてもらおう」という組み立てをしていたんだと思います。幼稚園でも小学校でも、私たち夫婦が聞いていて分かりづらい話はほとんどありませんでした。

聞いてもらう事、話す事が楽しくなる。新しい事をたくさん教えてあげたい。初めて知ったこんな事をお父さんとお母さんに話したらどんな顔するだろう?いつも息子の頭にはそんな事があったんだと思います。

まとめ

私が大切だと思うのは・・・

怒る時は全力で怒る(悪い事だと理解させる)事と怒った後は引きずらない事。

遊ぶ時も全力!バカな事も一緒にやる。

じっくりと子供の話を聞いてあげる事(相槌を打ちながら)。

という事です。これだけで好きな事がどんどん伸びてきます。それと親の根気も養われます。疲れてたって眠くたって興味深く話を聞くんですから。

これから子育てを始めるパパさん!是非『やって』みて下さい!!