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パスポート申請に必要なもの4つを1つずつ解説!これを読めば安心ですよ。

パスポート申請アイキャッチ

こんにちは。聖一朗(@sei01row)です。

年末年始にANAカードでコツコツ貯めたマイルを使って、家族で台湾旅行に行くことになりました。

そこで家族全員分(ボク・奥様・息子・ボクの母)の新たにパスポートを作成しなくてはいけなくなったので、必要書類を揃えたんですが、今回はその注意点などを記事にまとめました。

これからパスポートを申請しようと思ってる方、家族のパスポートの申請方法を知りたい方は、これを読んで頂ければ分かる内容です。是非お役立て下さい。



目次

必要なもの

一般旅券発給申請書(パスポートの申込用紙)
戸籍謄本
写真1枚(申請書に貼ります)
身分証明書(申請者本人に間違いない事が確認できるもの)

上記のものが必要になります。

それぞれに注意事項がありますので、ひとつひとつ解説していきます。

ただ単に申請といっても結構面倒な部分もありますので、これからパスポートを申請される方はよく読んで頂ければ大丈夫です!

パスポート申請

一般旅券発給申請書(パスポートの申込用紙)

ここのページにアクセスして必要項目を入力。プリンターで印刷をして、最後に直筆でサインを記入すれば出来上がり。

この入力に関しては、戸籍謄本での記載と同じ漢字で申請しないとダメなので、気を付けて下さい。

ちなみにボクの母は名前がカタカナなのですが、『ヱ』という字を使っていました。

このように間違えやすい場合は注意が必要ですので、戸籍謄本を用意してから作成する事をオススメします。

パソコンでの環境が無い方は、各都道府県(市区町村)での申請窓口で入手する事も出来ます。

申請用紙には5年用と10年用の2種類がありますけど、20歳未満は5年での申請しか出来ませんので注意してください。

過去にパスポートを入手したことがあって、期限が切れているものを持っている人は、申請時に過去のパスポートナンバーの記載が必要となりますので、用意しておきましょう。

申請書は最後に自筆でサインをしますが、達筆な方は注意が必要です。

行書くずれの字では申請が通らない事もあるそうですので、しっかりした楷書での記入を心がけて下さい。

戸籍謄本

これは過去6ヶ月以内に発行されたものが必要。

戸籍が住んでる住所と同じだという人は、申請する市区町村役場に請求できますが、戸籍が住んでいる住所と違い取りに行くのが大変だという方は、郵送での申請も出来ます。

まず戸籍のある市区町村役場のホームページより、請求用紙をダウンロード→印刷して記入します。

印刷出来ない場合は、必要項目を便箋などに書いて申請する事が出来るところもあるようですが、そこは請求先の役場に確認してください。

この請求用紙に本人確認書類(免許証などの写真付きの身分証明書)のコピー、それに手数料(うちが請求した時は450円でした)を用意します。

※手数料は郵便局で定額小為替を購入して同封します。さらに返信用の封筒に切手を貼り、宛名を書いて同封しましょう。

尚、代理人が請求を行う場合は、委任状と代理人の身分証明書(写真付きのもの)が必要になりますので注意して下さい。

今回、ウチではボクの母の分もパスポートを取るために戸籍謄本を請求しました。

母はボクたち家族と同居してます。父が既に他界していますので戸籍は一緒になっていると思っていましたが、母の場合の戸籍の筆頭者は亡くなっていても父が筆頭になります。

その為、ボクたち家族(ボク・奥様・息子)の戸籍とは別での請求が必要でした。それを知らなかった我が家では、請求が二度手間になってしまいました。

住民票とは違い、戸籍は世帯主が亡くなっていても『筆頭者』は変わりませんので、2世帯での請求の場合は2通必要となります。

※同居していても関係ありませんよ



写真

この写真は、スーパーの入り口付近によくあるスピード写真 (照明写真機)で大丈夫です。

サイズも撮影時に選択出来ますので大丈夫!

但し、カットするのは自分なので丁寧に切り抜くようにしましょう。

写真機によっては、背景の色が変えられず白しか撮れないものもあります。ウチの母は白髪頭なので背景が白だと髪の色が同化してしまう為、白髪頭の方は背景の色が変えられる写真機を探してください。

それに奥様が写真機に付いている『美白』機能を使って撮影しましたが、あまり『美白』を強くすると不自然になりそうなのでオススメはしません。自然体が一番かも・・・。

写真の裏には記名が必要ですので忘れずに。(申請書に貼らないで提出の為)表側に出ないような筆圧で、滲まないようなペンで書くことがポイントですよ。

身分証明書(申請者本人に間違いない事が確認できるもの)

基本的には自動車運転免許証があればそれで大丈夫なんですが 、母は運転免許を持っていません。

その場合はマイナンバーカードがベストです。

マイナンバーカードというと、以前マイナンバーがスタートした時に郵送されてきた緑色の通知書(通知カード)だと思っている人も多いようですが、あれではダメ。

本物のマイナンバーカードは写真が付いたものです。

ウチの場合、母は写真付きの身分証明書を持っていなかったので、それを期に家族全員マイナンバーカードを申請・作成しておきました。

『申請者本人に間違いないと確認できるもの』という事は、写真付きの公的な身分証明書が必要です。

今回はパスポートの申請について書いていますが、写真付きの身分証明書は様々な場面であると便利です。

運転免許証がないという方は、申請する事をオススメします。

それでもどうしても写真付きの身分証明書が用意できない場合は、健康保険証,国民健康保険証,共済組合員証,船員保険証,後期高齢者医療被保険者証,国民年金証書(手帳),厚生年金証書,船員保険年金証書,恩給証書,共済年金証書,印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要)等の中から2点以上の提出でも大丈夫です。

パスポートの申請について

申請は住民登録をしている各都道府県(市区町村) のパスポート申請窓口で行います。

受付は平日だけなので、仕事をしている人は提出が難しいと思います。

ボクの場合は奥様に代理人として申請してもらうようになりますが、その場合申請書2枚目の下段部分に本人と代理人(引受人)の署名が必要ですので、記載漏れに注意して下さい。(代理人も身分証明書が必要)

申請時には費用はかかりません。出来上がった時に(だいたい1週間~10日後)申請の時に渡された受理票(受領証)と一緒に手数料を払います。

発行手数料は、まず5年・10年共通で都道府県収入証紙2,000円と、収入印紙代が5年で9,000円(12歳未満は6,000円)、10年で14,000円です。

申請は代理人で大丈夫ですが、受け取りは本人でないとダメです。これも平日限定になりますので注意してくださいね!

申請は早めに済ませておきましょう

海外旅行の計画ってウキウキしますよね?

でも準備の段階ではどうしても面倒な事がつきものです。その一つがこのパスポートの申請。

面倒だからと言って後回しにしてしまうと、戸籍謄本の請求に時間がかかったり書類に不備があったりで、旅行直前に申請が間に合わないなんてなったら大変です。

ボクたち家族の旅行は年末年始ですが、この夏のうちに申請を済ませて準備しようと奥様が進めてくれています。

楽しい旅行計画をスムーズに進めるために、早め早めの行動をオススメします。