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サッカー日本代表 アジアカップ2019 イラン戦のマッチレビュー『やって』みた。

こんにちは。聖一朗(sei01row)です。熱戦の続くアジアカップも準決勝。早くも佳境を迎えてます。

すでに優勝候補の一角を担っていたオーストラリア、韓国も姿を消してしまうという波乱の展開。そんな中無失点で勝ち上がってきたイランを3対0で下した日本代表。

全ての試合を1点差ゲームでモノにしてきた今回の大会の中で、やっと気持ちよく勝利した試合でした。

それではマッチレビューで振り返りたいと思います。

今回のスタメンはコチラ

GK 権田修一
DF 酒井宏樹 冨安健洋 吉田麻也 長友佑都
MF 遠藤航 柴崎岳(ダブルボランチ)
堂安律 南野拓実 原口元気
FW 大迫勇也(ワントップ)

前回のベトナム戦からFWのみ変更。5試合ぶりに復帰した大迫を起用してます。ケガの影響が心配ですが、なんだかんだ言ってもやっぱり“ハンパない”この人がいると心強いですね笑
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目次

前半

イランはここまで無失点で勝ち上がって来ている分、ディフェンスにはかなり自信を持ってるはず。逆に日本はトルクメニスタン戦やベトナム戦のように、ガッチガチに守られると攻め手を無くす傾向があります。

この試合は、いかにイランの強固なディフェンスを破るかがポイントの1つでした。さらにイランにはアリ・ダエイの再来と言われる強力なFW20番アズムンが、虎視眈々とゴールを狙っています。

日本としては攻撃陣もディフェンス陣も決して集中を切らしてはいけないタフな試合だったワケです。

前半20分までは、日本がペースを作れる展開でした。時折カウンターまがいの危ないシーンはあるものの、冨安のマンマークが機能しアズムンに仕事をさせません。

しかし30分を過ぎた辺りから徐々に攻め込まれる場面が増えてきます。一進一退、拮抗した試合展開にイランの選手もイラついてきます。前半のボールポゼッションは日本が59%と上回っていましたが、シュートの数は両チーム共に少ない印象でした。

日本はアジアカップ優勝4回、イランは3回、さらに過去の戦績を見てもほぼ互角と言っていい国同士の勝負。どちらが勝っても不思議ではありません。結局0対0で前半終了。試合を折り返します。

決勝トーナメントは一発勝負。しかも準決勝戦。どちらも勝ち上がることを考えれば、90分で決着をつけたい所。

試合は後半、劇的に動きます。



後半

立ち上がりからイランに攻め込まれる日本。先制した方がこの試合を決定づける事を、ピッチ上の誰もが本能で感じ取っています。

ここまで無失点のイラン。ディフェンス陣を信じて前がかりになってきます。

チャンスは後半11分にやって来ました。前がかりになったイランの攻撃を凌いだ日本がカウンターを見せます。

ペナルティエリア付近で南野とイランディフェンスがもつれるように倒れますがノーホイッスル。

イランの面々がレフェリーに詰め寄るものの、試合は続行中です。南野は最後まで諦めずにエンドラインスレスレでボールを拾いセンタリング。待っていたのは“ハンパない”男!大迫のドンピシャヘッドで先制します。

とうとうイランの強固なゴールをこじ開ける事に成功しました。

これまで互角の戦いをしてきたからこそ、小さな油断・小さなチャンスが勝負を分けます。イランは2点を奪わなければ、勝利はありません。当然攻める勢いが強くなります。ラフなプレイも多くなります。

後半の14分。これまで献身的な守備でチームを救ってきたボランチ遠藤が負傷。変わって塩谷が入ります。交代直後はマークの確認をしっかりしないと、相手はそこを突いてきます。

そして22分、再び南野がやってくれました!相手陣内のペナルティエリア内で、ディフェンスのハンドを誘いPKの判定。

日本に追い風が吹いてきています。・・・と思った時、ここでVAR判定。主審はビデオを見なくてもPK判定を推すつもりのようでしたが、結局ビデオを確認。それでも判定は覆りませんでした。

大迫が落ち着いて決めて2点目!勝利の女神は大きく日本側へ傾き始めました。

27分、時より足を気にしていた酒井に代わって室谷を投入。リオオリンピックの時から注目していた選手の一人です。

室谷はフランスワールドカップ時の サイドバックだった相馬直樹を思い出すんですよね。オーバーラップの思い切りの良さとディフェンスのウマさ。サブにしておくには惜しい選手。これからの活躍にも期待がかかります。

後半30分を過ぎるとイランにも疲れの色が見え始め、攻めで前がかりになった分ディフェンスとの間が空いてきます。

日本は攻め込まれながらもカウンターを仕掛けていきます。2点リードしていても攻める姿勢は崩してません。

43分に堂安に変えて伊東純也がピッチに立ちます。一見すると時間稼ぎにもみえますが、交代選手から見ても森保監督は、この時間帯からまだ点を取りに行っています。

40分を過ぎた頃からイランはロングボールを入れてパワープレイを挑んできます。日本はディフェンスラインでカットしたボールをそのまま相手陣内へ運びます。

そしてアディショナルタイムの46分、南野からボールを受けた原口が、これまた粘ってゴールを決めます。

イランは仕事をさせてもらえないイラ立ちから両者小競り合いになり、時間を使ってくれたおかげでゲームセット。

日本はこれまでにないほどの良い試合で決勝戦にコマを進めました。



まとめ

この試合でのMVPは誰か?と言われたら、大半の人が“ハンパない”大迫の名前を挙げるだろうけど、ボクが思う一番の功労者はセンターバックの冨安だろうと思います。

イランのアズムンにマンマークに付き、90分の間しっかりと抑え込んでいました。確かに2~3度抜かれるシーンはありましたが、アズムンを自由にしなかったから無失点で終われたんだと思います。

また攻撃陣も今までとは違い、躍動感がありました。大迫が前線で体を張り、中盤の3選手が高い位置からディフェンスをして、貪欲なほどにゴールに向かう。このリズムが出来てくる事で、キリンチャレンジカップで南米の雄ウルグアイにも勝利する事が出来たんだと思います。

泣いても笑っても次は決勝戦!今回のこの試合の勢いそのままにタイトルを手にしてほしいと思います。

頑張れ!ニッポン!!
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