こんにちは。聖一朗(@sei01row)デス!今日も求人広告の営業に励んできました。
最近は求人広告を出してもなかなか採用できない事例が多くなってきています。有効求人倍率は右肩上がり。
「これじゃあ広告にいくら使っても無駄だよ・・・」なんて、採用に悩む店長の声が聞こえて来そうです。
今回はアルバイト採用に焦点をあてて、募集から採用までのポイントをまとめてみたいと思います。
この記事が、採用課題解決に繋がったらいいなぁと思いながら。
目次
求人媒体は何を使うのがベストか?
求人媒体には、主にインターネット媒体と紙媒体(求人フリーペーパー・新聞折込チラシ・ポスティングチラシ)があります。
それぞれ特徴や、得意分野・不得意分野があります。
最初のポイントとしては、『媒体選び』でしょう。
適正な費用については、こちらの記事で詳しく書いてますのでご覧ください。
インターネット媒体
スマートフォンの急速な普及によって『いつでも』『どこでも』最新の情報が手軽に入手出来るようになりました。
インターネット媒体は気軽に探せる点が最大のメリットでしょう。ただ、気軽な分応募についても軽い気持ちになる傾向が否めません。私もお客様から「応募者に連絡したんだけど、応募したことを忘れてるんだよね~」なんてことをよく聞きます。
また、ある程度の期間掲載する必要があるため(一般的には2週間~4週間)採用を決定するのが難しい場合があります。
序盤にいい人が来たけど、掲載を続ければもっと良い人が来るかもしれない・・・というやつです。
紙媒体(フリーペーパー・新聞折込チラシ・ポスティングチラシ)
紙媒体のメリットは反響が早く出る所です。発行までに約1週間ほど要しますが、掲載後は折込チラシで約3日ほど。フリーペーパーでも1週間ほどで環境が出ます。
また配布範囲が決まっている為、近場の人材確保にはうってつけです。
ただ、掲載枠の大きさが決まっており詳しく書けない分、理解が不十分でミスマッチが生じる可能性が高いです。
新聞折込に関しては、新聞購読者の年齢層が上がってきている為、若い人からの応募も難しくなって来ています。
募集するターゲット(年齢層・性別など)に合わせて、適正な媒体選びが必要です。
募集は『露出』も大きなポイント。広告媒体社や広告代理店の営業からアドバイスをもらうのが一番でしょう。
『露出』についてはこちらの記事をご覧ください。
仕事内容は特に詳しく記載しましょう
アルバイトを採用してから、「思ってたのと違った」と言って辞めてしまう原因として『仕事内容』が伝わっていなかった事が挙げられます。求人広告内では、未経験者が見てもイメージがつくレベルで記載するようにして下さい。
スタッフの1日の流れを記載すると、より自分が働くイメージがつけやすくなります。さらに実際働くスタッフの笑顔の(笑顔がポイント)写真を同時に掲載すれば、リアリティが出るはずです。
電話やメールでの受付時のポイント
時々「たかがアルバイトの採用」と軽んじている採用担当者がいます。アルバイトだって採用すれば、その会社の(お店の)大事な戦力の一人。誠意を持った対応が必要です。
応募があったらレスポンス(折り返し電話やメール返信)はなるべく早くが基本!時間を空けてしまうと、他に応募されたりでせっかくのチャンスを逃してしまいます。
あるお客様では、応募書類を簡素化して応募から面接へ来やすくする工夫をしています。時間をかければかけるほど面接に繋がる確率は下がっていきます。
ここでのポイントは『対応の丁寧さ』と『迅速さ』です。
面接のドタキャンを防ぐポイント
求人募集で必ずと言っていいほど起こるのが、面接の『ドタキャン』です。
せっかく時間を空けて待っていたのに来ない・・・。これは応募者側の問題ですので、防ぐことは不可能です。でも工夫することで、少なくすることは可能です。
対応を丁寧に、会ってみたいと思わせる。
忙しい時に入った電話など、ついつい横柄な対応をしてしまいがちですが、応募者も見えない相手です。ちょっと大袈裟なくらいがちょうどいいですので、丁寧に!を忘れずに。
応募のお礼を伝えつつ、年齢の近いスタッフが多い事などを軽く話して和んだ空気を作り「一度覗いてみたい」と思ってもらえる工夫してみて下さい。
日時をしっかりと伝え、前日に連絡する。
日時を勘違いしないようにしっかりと伝え、必ず前日に連絡をするようにしてください。前日連絡はメールがベスト。電話だとがっついた感が出てしまいます。そして「明日会えるのを楽しみにしてます」と伝えましょう。
いよいよ面接!ここでのポイントは?
面接での対応の仕方で、採用が左右されます。忘れてはいけないのは、面接では採用される側だけではなく採用する側も面接をされているという事です。
不快感を与えない場所・緊張を和らげる雰囲気で面接をセッティングして下さい。そしてここでも「会えてうれしい」や「来てくれてありがとう」という気持ちを伝えましょう。
質問にも注意が必要です。友人の数くらいはコミュニケーション力の判断基準になりますが、あまり家族のことや恋人の事など立ち入った質問は避けるべきです。人物判定の範疇での質問にとどめて下さい。
面接後はスピード勝負!
採用したいと思ったら、なるべく早いタイミングで連絡を取って下さい。仮に他にも面接を予定していれば、それを防ぐ事も出来ます。またそれだけ来てほしいという気持ちも伝わります。ここでも来社(来店)のお礼を忘れずに。
不採用にする場合でも、早めに連絡してください。どうしても不採用は応募者にとって不快な事です。不採用の理由について詳しく説明することは不要ですが、お客様になり得る方です。誠意を持った対応をしましょう。
採用者には初出勤の日をしっかりと伝え、ここでも「一緒に働けるのを楽しみにしてる」という気持ちを伝えてあげて下さい。
まとめ
「ここまでしないといけないのか?」という声が聞こえてきそうです・・・。でも売り手市場の昨今、応募のみならず採用できる人材はとても貴重です。良い方が採用出来れば、売り上げや評判にも直結し利益をもたらしてくれます。
長い目で見て、一番良いと思える手段を講じるようにしていきましょう。
ぜひ『やって』みて下さい!