こんにちは。聖一朗(@sei01row)です。
千葉県の南房総には『房総フラワーライン』という道路があるくらい、キレイな花がたくさん見られます。
春になると南房総方面に花を見に来るという方も多いはず。
今回紹介する『北口牡丹園』はなんと入場料や駐車料金は無料!お金がかからずに牡丹(ボタン)や芍薬(シャクヤク)が楽しめるんです。
ボクも言って来ましたので、どんな感じだったか?また牡丹と芍薬って似た花だけど、どう違うのか?を書いて行きたいと思います。
千葉県に遊びに来た際、もう1ヶ所楽しめる所を探したいと思ってる方やなるべくお金がかからないスポットを知りたい方にお勧めです。
目次
北口牡丹園について
富津館山道路(館山道)の終点『富浦IC』から車で約10分ほどの所にある北口牡丹園。
国道128号線から県道296号線を左に折れ、その道路沿いにこんな小さい看板が立っています。
ボクは見逃して通り過ぎてしまいました・・・。
この看板から入るとすぐに入り口が見えてきます。
入り口にはこのように大きい看板があるので、迷う事はありません(笑)
すぐ脇に駐車場も複数あり、広さも充分なので停まれないという事はないので心配もありません。
入場ゲートのようなものや受付があるわけでもないので、出入りはもちろん自由。とても気軽に入れる感があります。
ホームページなどには『1300坪の敷地に・・・』と書いてありますが、広いという印象はありませんでした。
中に入ると、とても手作り感のあるアットホームで穏やかな気分になれる雰囲気です。
牡丹(ボタン)と芍薬(シャクヤク)はとても似ている!
ボクは草花についての知識は全くと言っていいほどありませんが、牡丹や芍薬といった花の名前は聞いた事がありました。
ここに来て初めてその花を見ましたが、第一印象は“デカい!”でした。
ボクの握りこぶしと同じくらいか、それ以上ありそうな大きさです。
そして花びらも複雑になっていて、とても美しい花だと思いました。
実はここのメインは牡丹だけではなく、芍薬という花も数多く植えられています。
この2種類の花は、とてもよく似ていて最初は区別がつきませんでした。ちなみに上の写真の花は牡丹のようで、実は芍薬です!
ではどういう違いで見分けるのか?というと『木』か?『草』か?の違いがあります。
『立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花』という美しい女性の立ち振る舞いを形容する昔の言葉があります。
立って見下ろすと綺麗に見えるのが芍薬。つまり地面から生えている低い位置に花が咲く(草)のが芍薬で、座って目線を合わせて見るのが牡丹。つまり高い位置に咲く(木)のが牡丹というわけです。
ちゃんと表現すると、牡丹は“落葉低木”で冬になると葉は落ちてしまうけど枝や幹は残って、芍薬は“宿根草”で地上部分は枯れてしまうけど根は残るんですね。
今回はゴールデンウイークに行きましたが、満開というわけではなくもう終盤といった感じでした。
でも芍薬の方は蕾が数多くあり、これから咲く花もありそうでした。
芍薬の見ごろは6月頃までという事なので、今年もまだ間に合いそうですよ!
ご夫婦で運営していたが・・・
こちらの牡丹園は近くに住んでいる北口さんご夫婦が個人で育ててきたものを、8年前(2019年現在)から一般公開しているそうなんです。
でも昨年2月にご主人の良平さんが他界され、今は奥様の陽子さんがボランティアの方々の協力で続けています。
ボランティアさんの協力があるとはいえ、剪定から草むしりなどの作業は楽な物ではありません。
入場は無料ですが、園内には募金箱が設置されています。
今後もキレイは牡丹や芍薬が見られるようにと、ボクたち夫婦も募金してきました。
もちろん綺麗な花を見せて頂いたお礼の気持ちも含めてです。
感想
この牡丹園に来て初めて牡丹や芍薬という花を知りましたが、こんなに大きな花だという事にビックリしました。
そして花びらの形を見る限り、とても複雑で綺麗に咲かせることが難しい花だという事が感じられます。
きっとかなりの手間暇をかけているんだろうというのに入場は無料。
北口さんご夫婦が喜ぶのは、この丹精込めて咲かせた花を見る為に足を運んで、写真を撮ったり楽しむ事なんだろうと思いました。
南房総に旅行または遊びに行かれた際は、足を運んでみてはいかがでしょうか?
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