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ゴールデンウイークにおすすめ!JAXAの施設『勝浦宇宙通信所』は見学無料ですよ!【千葉県勝浦市】

勝浦宇宙通信所の看板

こんにちは。聖一朗(@sei01row)です。

先日ツーリングがてら、千葉県勝浦市にあるJAXA(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)の「宇宙通信所」に行ってきました。

JAXAというと、茨城県つくば市や種子島宇宙センターのイメージがあるでしょ?

それがなんと千葉の勝浦にもあったんです。しかも見学は無料!

ゴールデンウイークや夏休みにお子様を遊びに連れて行きたいと考えてるお父さん!または千葉の観光を考えている方!ちょっと足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

目次

JAXA勝浦宇宙通信所とは?

がつ勝浦宇宙通信所は、1968年2月、科学技術庁宇宙開発推進本部の「勝浦電波追跡所」として千葉県勝浦市に発足、旧宇宙開発事業団の設立とともにその一施設となりました。
当通信所の主な業務は、人工衛星の追跡と管制です。打ち上げられた人工衛星からの電波を受信し、人工衛星の位置や姿勢、積んでいる電子機器が正しく働いているかどうかを知り、状況に応じて衛星に対するコマンド(指令)電波を送信し、衛星を維持管理する役割を果たしています。
引用元;JAXAのHPより

つまり日本が気象観測など様々な目的で打ち上げた人工衛星を地上から監視している施設なんです。

駐車場には、こんな看板が立てられてました。

ここがどんな目的で建てられた施設かを知らないで訪れた人向けだと思われます。

中に入ればすぐ分かるのにな・・・などと思ってしまったのは、ボクが大人になってしまったからなのでしょうか?

駐車場と言っても施設の前にあります。全部で20台ほどが停められるスペースでしたので、車で行かないと行けない所ではありますがそれほどの来場者はいないようです。



見学は無料!年中無休でやってます。

国道297号線から少し入った所にあるんですが、入り口がこんな感じ。

宇宙に関連する施設って、ミステリアスじゃありませんか?

アメリカのUFO研究をしてる『エリア51』みたいな・・・。

ちょっと入りづらい門があります。

もちろん開いているんですが、勝手に入って行ったら怒られるんじゃないかと一瞬入っていいのかダメなのか迷いました。

でも入口の脇にこのような看板が立てられています。

10時から17時と開館している時間は短いですが年中無休とのこと。

近くに行ってから「そういえばそんな施設あったよな。行ってみようかな?」とか、「朝起きてから思い立って・・・」で行っても大丈夫!

入り口は入りづらくてもどんどん進んでいっちゃいましょう。

いざ中に潜入!・・・とその前に

駐車場に車を停めるとすぐに大きなパラボラアンテナが見えます。

駐車場付近には2基のパラボラアンテナがあるんですが、1基は駐車場入り口右側、もう1基は入ってきた正面にあるため入り口の所は見落とします。

こちらの写真は正面にあるパラボラアンテナ。

JAXAのロゴが見えますので、宇宙ファンにはたまらないと思うんですが、この前には金網があって近寄る事が出来ません。

こちらが入り口右側のパラボラアンテナ。

周りに金網があるものの、正面のパラボラよりは近くで見る事ができます。

後で分かったんですが、正面の方が最大の第四送受信局用パラボラアンテナで、入り口のが一番小さい第一可搬局用パラボラアンテナ。

第一の方は写真のように真上を向いていました。




中の様子はこんな感じ

 

エントランスの様子。

まず中に入ると左側に受付があります。そこで入館証をもらいます。

そこで『職業』と『どこからきたのか』などを簡単に記入しますが、名前は記入しなくて大丈夫でした。

展示室に入る前から壁に資料がディスプレイされてますので、一通り読んでから中に入りました。

入館証のネックストラップと共に、アンテナカードなるものとシールがもらえます。シールは“バッジ”と書かれてますので貼らなきゃいけないのかな?と思いましたが、そのまま持って帰って来ちゃいました。

ボクが行った日は見学者がボクだけでしたので、割とゆっくり見る事ができたのは良かったです。

一応念のため守衛(受付)の方に「写真は撮っちゃダメですよね?」と確認したら「大丈夫ですよ!」と快い返事が!!

JAXAの施設にしてはユルいなと感じでしまいましたが、それはきっと取っちゃダメなものは別の場所に厳重にしてあるんでしょう。

展示室は左右に分かれていて、ボクは最初に右側の方から見ていきました。

模型やジオラマ展示の他にパラボラアンテナの役割についてが並べられています。

お子様連れが行っても楽しめるように、中にはクイズ形式になってるものもありました。

その中でも目を惹いたのが、歴代の日本人宇宙飛行士の写真とISSの模型です。

日本の研究棟『きぼう』って、世界各国の中で一番大きいんだそうです!ボクは初めて知りました。

 こちらは左側の展示室。

日本が打ち上げたロケットの模型などがあります。

日本には実際に人間を打ち上げるだけの技術やノウハウはありませんが、この無人ロケットにしても「どのような役割があって、打ち上げ場までどのように運ぶのか」などの説明に触れるだけで、技術力の高さを感じます。

ちょっとだけドラマ『下町ロケット』の事を思い出しました

子供が楽しめるものも満載

展示物を見てるだけじゃ子供たちは飽きちゃいますよね?

JAXAさんもその辺は理解されているようで、いろいろ用意されてますので大丈夫です。

写真はポストカードが作れるコーナー

モニター上部にカメラが仕込まれているので、画面に顔をハメてプリントするだけで出来上がり。

簡単なんですが顔をハメるのが自分と画面が逆に動くのでとても難しいです。その分きっと家族で行ったら盛り上がりますね。

その他にも月面を走るローバーを操るPCゲームや、宇宙兄弟でも登場した“真っ白なパズル”なんかも置いてあります。

無料で楽しめて、しかも空いているなんて他にはあんまり無いですよね?

対象年齢としては、小学校の低学年から中学生くらいがピッタリです。

ゴールデンウイークや夏休みにお子様を遊びに連れて行きたいと考えてるお父さんや千葉でもう一つ観光スポットを探してる方にはホントにおすすめです。

『宇宙の日』『科学技術週間』はもっとおすすめ!

毎年9月の宇宙の日や10月の『科学技術週間』のあたりに施設の一般公開があります

この日には一般公開の他に様々なイベントが開催され、宇宙服の試着なんかも出来るんです。

子供がヒマを持て余すゴールデンウイークや夏休みの開催じゃない所が残念ですが、この辺の予定を確認して行ってみると、さらに楽しめますね!!



まとめ

JAXAとか宇宙通信所なんて聞くとかなり敷居が高い気がしてしまいますが、実際に行ってみると、とても分かり易く展示物の解説が行われているので、ここに行って初めて宇宙に対して興味を持つという方がいるかもしれません。

ちなみに茨城県つくば市のJAXAの施設も展示室は見学無料(見学ツアーは有料)、しかも時間帯によっては説明員が説明してくれるので、ここで興味をもった方は『本家JAXA』に行ってみてはいかがでしょうか?

JAXAホームページ『ファンファンJAXA』はコチラ