営業という仕事

苦手なのに営業の仕事やってる・・・。そんな人がちょっと営業好きになるコツ。

こんにちは。聖一朗(@sei01row)です。営業という仕事に就いていますが、正直あまり得意だと思ったことはありません。

でも若かりし頃、資格も経験も学歴もない私が転職できる仕事は、営業しか思いつきませんでした。

営業ってあんまり良いイメージはありませんよね。でも、本質が分かると楽しめる仕事なんですよ。

今回は営業をやってるけど苦手ですという私みたいな人の役に立てればと思って書いてみたいと思います。

目次

人のマネをしようと思っても無理なのが営業。

たいして努力もしてそうじゃないのに成績が良い人って営業の世界には時々いますよね?

そういう人を見てると、あたかも楽して稼いでいるように見えて、自分もああなりたいと思ったりする時期があります。

私もそうでした。そんな人のマネをして営業中にカフェでお茶飲んでサボ・・・いや、休憩したりしても全然営業成績が上がらない事に気づいて、あわてるんですよね。あるあるです。

そう。そういう人はいわゆる『天才肌』なんです。顧客と仲良くなれる才能を持っているんですよ。

そんな人に仕事を教えてもらったりしても、出来ないんですよ。言ってる事が。

その天才さんは『こんな簡単な事がなんで出来ないんだろう?』と理解出来ないんです。

営業が苦手と思っているあなたは、きっとそんな天才とは違うあなたなりの営業の手法が見つかっていないんです。

何でもそうだと思いますが、営業にも正解はないです。だから不正解もありません。

口下手だから、コミュニケーションが苦手だからといって営業ベタとは限りません。

営業の本質は何か?それを知る事で、明日からのあなたが変わるかもしれませんよ。

営業の本質は、物を売ることじゃない。

営業と聞くと、今月の目標まで売り上げがいくらだ!とか、数字の事がクローズアップされがちです。

それは間違ってはいませんが、本質ではありません。営業の本質とは『お役立ち』なんです。

大きな荷物を持って会談を登ろうとしているおばあちゃんの、荷物を持ってあげる事が営業の本質です。

ちょっと意味分かんないですよね?

分かりやすく言いますと、あなたの会社のリソース(商品やサービス)で困っている人の困っている事を解決してあげる事なんですよ。

大きな荷物を持って困っているおばあちゃんがお客様。あなたの腕力があなたの会社のリソースという事です。

まずは自社の商品・サービスの専門家になろう

困っている事とリソースを繋ぎ合わせる為には、商品やサービスに詳しくなければいけません。

まずはその専門家になりましょう。専門家とは、ただ詳しいだけでなくそれを活用したら、こんな事が出来るという引き出しを多く持っている人です。まずはそれを身に付けましょう。

お客様には喋らせる事!

商品の専門家になると、専門知識をお客様の所で話したくなります。『この商品はここがスゴいんですよ!どうですか?』では売れません。あなたは話さなくていいんです。お客様に話してもらいましょう。

そしてその話の中から、お客様が困っている事や悩み事を見つけてみましょう。『困っていることは何ですか?』と聞いてもお客様は『売りつけられる』と構えてしまいます。

あなたは専門家ですから、ちょっとした困りごとでも見つけたら自社のリソースで解決できる。または同じような事が解決できたことを伝えればよいのです。

困っている事ならすぐにでも解決して楽になりたいと思いますから。人間は。

そして一人反省会を実施する。

うまくいった時は、自分の事をほめてあげましょう。好きなものを買うのもいいです。そして、必ずどこが良かったのかを自分に教えてあげてください。それがあなたの中に成功事例として蓄積されます。

うまくいかなかったら、どこが良くなかったのかを見つけてください。見つかればそこだけを逆にしてみましょう。

例えば、お客様の話にカットインするタイミング。そこが良くなかったと思えば、カットインではなく一通り話し終わるタイミングまで待ってみるとか。いつも切り出すセリフが同じだなと思ったら、まったく違う言葉で入ってみるとか。

そうして良くなかったことを一つでも減らしていってみて下さい。

そうすれば成功したことが増えていって、うまくいかなかった事は減っていきます。

成功事例が増えていけば楽しくなってきます。

営業でのうまくいったは、売り上げにつながる事。それなりに成績も伸びてくるでしょう。

あなたの両親や兄弟、親戚が何か困っている事を相談して来たら、アドバイスをしたり自分が解消したことを進めますよね?

理想としてはお客様とそんな関係になれる事。あなたを頼って相談してくるお客様が増えれば、営業という仕事が好きになってくるはずです。

そんな毎日になる事を期待して、まずは『やって』みてください。