こんにちは。自称サッカーバカの聖一朗(@sei01row)です。去年ワールドカップがベスト16という結果で終わった日本代表。
すったもんだの末に森保ジャパンが始動。そして負け知らずのまま、とうとう『やって』きましたアジアカップ!
日本代表は2011年に優勝し、2015年はなんと準々決勝であの香川がPKを外して敗退(それが原因ではなくあくまで決め手)。
今回はどんな戦いをしてくれるのか?果たして優勝は出来るのでしょうか?
アジアカップ出場チームは、日本よりも格下が多いとはいえタイトルがかかっており油断はできません。
今回アジアカップ2019で選ばれた選手のレビューはコチラ↓
↑この時のメンバーから中島・守田・浅野がケガで離脱して、新たに乾・塩谷が選ばれて初戦を迎える事となりました。
そして昨日のスタメンがコチラ
GK 権田修一
DF 長友佑都 槙野智章 吉田麻也 酒井宏樹
MF 柴崎岳 富安健洋(ボランチ起用) 原口元気 南野拓実 堂安律
FW 大迫勇也(ワントップ)
全体の調子から見ても妥当なスタメンでしょうか?唯一、富安のボランチ起用がボクとしては以外でした。
富安は所属チームでもセンターバックでしたし、守備は出来ても攻撃参加としては不安がありましたね。
それではレビューしていきたいと思います。
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目次
前半
トルクメニスタンは序盤から5バックの布陣で、完全に引いた形から一発カウンターを狙っていました。恐らくキリンチャレンジカップでウルグアイに勝利した日本に対して、引き分けか、あわよくば勝利を狙っての事だと思います。
それに対して日本は、やや硬い感じでのスタート。堂安・南野は初めてのアジアカップという所での慣らし運転といった雰囲気でした。ただ引いている相手に対して、左からの攻めと中央にタテパスを出しては跳ね返され・・・の一辺倒の攻めスタイルで、得点の匂いは全く漂って来ませんでした。
初戦は落とせない。ピッチ上の誰もが思っていたことだと思います。そんな展開の中、何とトルクメニスタンに先制点を許します。
初戦はなにが起こるか分からない・・・そう肝に銘じていたはずなのに、相手をナメているとしか思えない中盤の守りでフリーにしてしまい、まさか売ってこないだろうという油断がミドルシュートでの失点となってしまいました。
それは冬の北半球でサッカーをしてきている面々がUAEの照り付ける暑さが引き起こしてしまった対応の遅れなのか?それとも未だ黒星のない守保ジャパンの慢心なのか、いずれにしても怒ってはならない事でした。
それ以降トルクメニスタンは常套手段の如く、より一層引いた布陣を取ります。攻めへの切り替えも、カウンターへの対応もピリッとしないまま前半が終了。
決して複雑ではないトルクメニスタンの攻撃に対応出来ないまま0対1で折り返します。
後半
先制された後半というのは、チームの真価が問われます。真価とは、置かれた状況が打開できるか?それともズルズルと坂道を下っていくのかという事。今までの決定力不足と言われた日本代表は、明らかに後者でした。
でも今回は違います。ワールドカップでベスト8以上を狙い、結果16で終わった悔しさをベテランは忘れていませんでした。
14分に頼れるFW大迫のゴールで追いつきます!同点となればトルクメニスタンもただ引いているわけにもいきません。
でもようやく暖機運転が終わったかのように、ここからは試合の主導権を日本が持ちます。
その後吉田からのフィードを原口が落とし、長友が巧みにDFと体を入れ替え再び大迫がフィニッシュ。ついに逆転します。
この辺りになると、相手も前半飛ばし過ぎた代償がやってきて運動量が落ちてきます。
そこに細かいパス回しからの堂安がゴール!3対1と引き離します。
このまま勝負が決するかと思った矢先に、またもやカウンターをくらい、なむなくGK権田がファール。PKを取られます。
この前に南野が北川と交代。勝てると思っての温存だったのでしょうか。残念ながら北川のミスからの失点でした。
試合はそのまま逃げ切り3対2で終了となります。
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まとめ~初戦3対2は快勝か?
どんな大会でも初戦というのは何が起こるか予想が出来ません。たとえ相手が格下だったとしてもです。
現に今大会は既に前回王者のオーストラリアが初戦敗退を喫してます。それにワールドカップ予選でも日本代表は初戦敗れています。
それだけ初戦というのは難しい試合となります。
そのため初戦として、求められる成果は『勝つこと』であると言えます。
対トルクメニスタンとしては、やれ相手国はW杯に一度も出てないとか言われてますが、それは全く関係なく初戦は勝てばいいのです。
快勝か?と言われれば、そうではなかったかもしれませんが先制されながらも買ったという事は評価されていいのではないかと思います。
ただ、トルクメニスタンの縦に素早い攻撃についていけない場面が多数あった事が気になる点でした。
アジアカップというのはとてもタイトなスケジュールで試合が組まれています。試合が進むにつれてスタメンの疲労も蓄積されてきます。相手チームも今回の試合から日本チームの攻略をしっかりと練ってくるでしょう。
この試合で露呈した『縦の速さへの対応』が修正できなければ、この後の試合もかなり厳しくなります。
中3日で、果たして森保監督は修正してくるのか?そして控え組(特に国内組)にも求められるスタメンと同じ程度のパフォーマンス(2011年の優勝大会では細貝や李などの交代選手が得点していた)
次のオマーン戦も目が離せません!!